ITEM2005 ブースリポート

Think the BEST ―やさしさとテクノロジーの調和―
島津製作所/島津メディカルシステムズ
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浅野博史 販売促進課主任
浅野博史
販売促進課主任

◆ブースのコンセプト
 今年は“Think the BEST”をキャッチフレーズに,やさしさとテクノロジーを調和させた製品,およびアプリケーションを紹介しようというのがコンセプトです。
 メインとなるFPD搭載製品は透視撮影システムの「SONIALVISION Safire」,「Cvision Safire」,一般撮影システムの「RADIOTEX Safire」,循環器撮影システム「DIGITEX Ssfire」です。なかでも「SONIALVISION Safire」と「RADIOTEX Safire」は,世界最大の17インチの直接変換方式FPDを搭載しており,画質が良く,感度も良いので被曝が低減できるという特長があります。つい最近発売された「RADIOTEX Safire」は立位と座位,両方のシステムが完成し、一般撮影検査をより強力にサポートするための態勢が整ってきました。画像が表示されるまで撮影後わずか2秒と高速ですので,リアルタイムに診断できるという結果が出ています。
 この春,島津グループは創業130年を迎えます。これからも最先端テクノロジーの追求と社会に貢献する製品作りに取り組んでいきたいと思います。


●FPDシステム・新「Safire」シリーズ
「SONIALVISION Safire」   FPD搭載Cアームテーブルシステム「Cvision Safire」
「SONIALVISION Safire」(新製品)は大視野17インチ角直接変換方式FPDを搭載。テーブル198cm×43cm範囲内のいずれの場所でも透視,撮影ができる設計で,被検者の移動を最小限に抑えてスムーズに検査が進められる。「接触安全スイッチ」や「はみだし探知スイッチ」を搭載するなど,安全確保への配慮もなされている。   FPD搭載Cアームテーブルシステム「Cvision Safire」(新製品)は,整形領域,消化器系,血管系の透視・撮影や全身のDSAといった検査からIVRまで,さまざまな目的に柔軟に対応する。FPDを取り付けたアームと寝台をそれぞれ個別に広範囲に動かせる独自のダブルCアーム構造を採用したことで,あらゆる角度からの透視・撮影が容易に行える。
17インチ角FPD搭載X線撮影システム「RADIOTEX Safire」
 
デジタル式回診用X線装置「MobileDaRt」
17インチ角FPD搭載X線撮影システム「RADIOTEX Safire」(新製品)は,胸部,腹部,整形領域などあらゆる検査対象に対応する。撮影後に画像が表示されるまでの時間は世界最短の2秒。   デジタル式回診用X線装置「MobileDaRt」(新製品)は,14×17インチカセッテ型FPDを搭載。即時性と優れたスループットを実現し,術者および被検者の負担を軽減する,臨床現場待望のモバイルシステム。

●PET
PET装置「Eminence」とCT装置「Subrina」を組み合わせる装置
薬事未承認製品として学術参考展示された島津のPET/CTは,PET装置「Eminence」とCT装置「Subrina」を組み合わせる装置。PET撮影(ガンマ線の検出および吸収補正)を行った後に,発見したがんの周辺だけをCT撮影することで被曝量を低く抑えることが可能。CTで吸収補正を行う他社の装置とは,この低線量という点で差別化が図れそうだ。

●診療所コーナー
少ない設置スペースで本格的なX線撮影が行えるインバータ式X線撮影装置「X'sy-max」や原画像保管機能搭載電子カルテシステム「SimCLINIC FUTURE」など,診療所向け製品を展示。診療所をトータルでサポートする体制を紹介した。
診療所をトータルでサポートする体制を紹介

●「FPD Imaging」コーナー
島津が誇るFPD技術をパネルや臨床画像で紹介
島津が誇るFPD技術をパネルや臨床画像で紹介。

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