【本体価格:2800円(税別)】
あのFDG-PETがSPECT装置でも可能に!Hybrid-PETの原理と有用性を簡潔に報告
究極の機能画像として期待のPET検査は院内サイクロトロンやポジトロンカメラなど大がかりな装置を必要とする。そこで,より簡便なSPECT装置を用いてPET画像を撮ることができれば理想的である。この目的のために開発されたのがFDG-SPECT(Hybrid-PET)である。近い将来,FDGが薬剤メーカーから供給されれば,Hybrid-PETを用いたFDG検査を行うことができる。まだ未開拓の分野ではあるが,近い将来,飛躍的な発展が期待される。
「序文」より抜粋
著 者 西村 恒彦(京都府立医科大学放射線医学教室)
油谷 健司(兵庫医科大学核医学診療部)
巽 光朗/長谷川新治/奥 直彦
(大阪大学大学院医学系研究科トレーサ情報解析学研究部)
体 裁 ■ B5判(並製・カバー) ■ 62頁(巻頭カラー10ページ)
発 行 2001年10月10日
主要目次
● 第1章 FDG-SPECT(Hybrid-PET)の基礎
1. FDG-SPECT(Hybrid-PET)の意義
2. FDG検査
3. Hybrid-PETの原理
4. FDG-PET/Hybrid-PETの役割
● 第2章 FDG-SPECT(Hybrid-PET)の臨床
【脳領域】 症例1:アルツハイマー病
症例2:心原性脳塞栓症
【心臓領域】症例1:狭心症
症例2:心筋梗塞(PTCA)
症例3:心筋梗塞(CABG)
症例4:拡張型心筋症
【腫瘍領域】症例1,2:乳癌
症例3:肺癌
症例4:肺癌
症例5:食道癌
症例6:直腸癌
症例7:悪性リンパ腫
症例8:悪性リンパ腫
● 索 引
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