【本体価格:1200円(税別)】
医療現場のIT導入責任者が明らかにする電子カルテの現実と対策。よくある解説書ではなく,実体験に基づくアドバイスが必要とされるという著者の実感から本書は生まれた。医療のIT化に悩む関係者必読の書。
本書は,桑鶴氏が病院総合医療情報システムの責任者として,たった1年の準備期間で稼働にこぎつけるまでの苦闘の記録である。準備期間,開院時,開院後と,時系列にポイントと対策がまとめられ,現場で起こる実にさまざまな問題を追体験できる。まさに,いま求められている,具体的かつ修飾されていない現実を見せてくれる貴重なノンフィクションと言える。これから電子カルテなどの医療情報システムを導入しようとする医療関係者はぜひ一読を薦めたい。
「刊行によせて」より抜粋
著 者 桑鶴 良平(東京臨海病院診療部放射線科部長)
体 裁 ■ A5判(並製) ■ 94頁
発 行 2003年4月7日
主要目次
● はじめに
● 第1章 1年の準備期間にするべきこと
● 第2章 開院前後の対策
● 第3章 電子カルテ構築と運用上のポイント
● 第4章 部門システムとネットワーク
● 第5章 開院後の改善体制を作り上げる
● 第6章 開院後のトラブルとその対策
● 第7章 規制緩和
● おわりに
● 参考文献
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