東芝メディカルシステムズ,「TOSMEC Aventy 2.0」に新機能追加
〜地域医療を支える開業医を強力サポート〜

2017-7-11

医療情報システム(電子カルテ)

キヤノンメディカルシステムズ


TOSMEC Aventy 2.0

東芝メディカルシステムズは,画像ファイリングもできる医事会計・電子カルテ一体型システム「TOSMEC Aventy™ 2.0」の機能強化により,診療所・クリニック向けソリューションとして経過型カルテ,査定・返戻分析オプション等を7月中旬より順次搭載する。
なお,同社は本システムを7月12日(水)~14日(金)に東京ビッグサイトで開催される,国際モダンホスピタルショウ2017に展示する。

世界に先駆けて超高齢社会に突入した我が国において高齢化率(総人口のうち65歳以上の高齢者が占める割合)は,団塊の世代が75才以上になる2025年には約30%に達すると見られている(超高齢社会の現状 総務省「平成25年版 情報白書」)。一方で65歳以下の生産年齢人口が減少することにより,国民医療費が大幅に膨れ上がり財政が危機的状況を迎えると言われている。
そこで,地域医療連携による効率的な患者ケアや,地域で高齢者を見守る地域包括ケアシステムの構築が急務として,迫りくる2025年問題に向けた改革が進められている。
こうした背景の中,診療所やクリニックにもとめられる機能は「かかりつけ医」と「在宅医療」であり,一番身近なお医者さんとして超高齢社会の仕組みを支える重要な役割が求められている。

新たに追加される経過型カルテでは,従来の見開き型のカルテ画面に加えて,患者さんの検査結果,バイタルや症状初見など診療に必要な様々な情報が一覧して時系列で確認することができるため,患者さんの推移を即座に把握することができる。さらに,厳格化するレセプト審査への対策として,査定・返戻分析オプションを選択できる。査定や返戻となった対象レセプトの内容を集計・分析を行うことにより,業務フローの見直しと次回以降の査定返戻防止に繋がるなど,医療機関の「経営マネジメント」向上につながるソリューションを提供することが可能となる。

同社は長期的に手厚い患者ケアを提供する開業医の皆さんを,最新のソリューションで強力にサポートしていく。

●新製品の主な特徴

■経過型カルテ
従来の紙カルテのイメージに近い見開き型カルテ表示に加え,新たに時系列による情報が一覧で表示できるため,即座に患者さんの状態を把握できるようになった。

(1) 時系列表示されたプラットフォームにより,これまでの診療の経過や患者さん状態の推移を即座に把握することができる。

時系列表示されたプラットフォームにより,これまでの診療の経過や患者さん状態の推移を即座に把握することができる。

 

(2) この画面を構成する8つのパネルのレイアウトは自由にカスタマイズ可能。
多様化する診療スタイルに合わせた柔軟な使用が可能になる。

この画面を構成する8つのパネルのレイアウトは自由にカスタマイズ可能。

 

■査定返戻・分析オプション
レセプトチェックソフトのリーディングカンパニーである,(株)エーアイエスの提供する医療データ分析ソフト“査定返戻”をオプションにて搭載することが可能。保険請求のために医療機関から提出された診療報酬明細書(レセプト)を,審査支払機関が審査した結果の査定・返戻情報のCSV データを取り込むだけで,査定や返戻の集計・分析を行うことが可能となるソフトウェア。

本システムには以下の医療機器プログラムが含まれる。
一般的名称:汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム
販売名:汎用画像診断ワークステーション用プログラム
    RapideyeCore SVIW-AVLE01
製造販売認証番号:227ADBZX00059000

 

●問い合わせ先
東芝メディカルシステムズ(株)
広報室
TEL 0287-26-5100
http://www.toshiba-medical.co.jp

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