PHC,対面型薬剤情報システム「DrugstarLead」を搭載した保険薬局用コンピューター「PharnesV」を発売

2019-1-11

PHC(メディコム,ウィーメックス)


PHCホールディングス(株)の100%子会社である,PHC(株)(以下「PHC」)は,対面型薬剤情報システム「DrugstarLead(*1)(ドラッグスター リード)」を搭載した保険薬局用コンピューター「PharnesV」を発売した。

「PharnesV」は,薬剤師の業務効率化と患者さんへの医療サービス充実,および薬局経営を支援する保険薬局用コンピューター。ネットワークサービスを通じて最新の医薬品情報をスピーディーに入手できるとともに,写真付き薬袋や薬剤情報説明文書などを用いて患者さんにわかりやすく服薬指導を行うことができる。

新たに対面型薬剤情報システム「DrugstarLead」を搭載することで,患者さんの服薬アドヒアランスの更なる向上を図る。今回処方だけでなく,前回処方も薬剤の写真とともに並列表示されるため,処方変更を視覚的に,よりわかりやすく患者さんに説明することが可能となった。また,処方薬の変更内容や薬剤師の服薬指導を踏まえた患者さんへの説明文書を出力できるため,患者さんやそのご家族が自宅でも処方薬の変更内容を確認でき,より安全で確実な服薬治療に貢献するとともに,かかりつけ薬局としての機能強化に寄与する。

PHCは,「医療機器」「ヘルスケアIT」「ライフサイエンス」の3つの事業をコアとして,より付加価値の高い製品・サービスの提供に努めている。今回発売した新製品は,「ヘルスケアIT」事業における保険薬局向け製品のラインナップ強化につながるものである。

PHCにてメディコム(*2)事業部長を務める大塚孝之氏は「当社は,1972年に日本で初めて医事コンピューターを発売して以来,蓄積された経験と知識を活用し,医用情報システム分野では医療IT業界をリードする製品を提供しています。将来,診療所などの医療機関を中心に,介護施設や調剤薬局を含めた広い範囲でプレゼンスをさらに高め,次世代の医療ソリューションプラットフォーマーとなることを目指しています。この度の『DrugstarLead』を搭載した『PharnesV』の発売を通じて,薬剤師による服薬指導のさらなる充実と患者さんの処方薬への理解および服薬アドヒアランス向上を図り,質の高い医療の実現につながることを期待しています。」と述べている。

(*1)開発元である東日本メディコム株式会社の登録商標
(*2)PHCにおけるヘルスケアIT製品のブランド名

 

●問い合わせ先
PHCホールディングス(株)
コーポレートコミュニケーション部
岡田 昌代
TEL 03-6778-5311
www.phchd.com/jp/

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