ビードットメディカル,陽子線がん治療特化型ハイパーサーミアシステムの開発を目指す共同研究を開始

2023-9-11

放射線治療


ビードットメディカルは,陽子線がん治療の普及促進をミッションとして,超小型陽子線がん治療装置の開発を進めており,今回,高周波式ハイパーサーミアシステムを開発・製造販売する庄内クリエート工業と共同研究開発契約書を締結した。

ビードットメディカル代表取締役社長の古川氏(左)と庄内クリエート工業の小田代表(右)

ビードットメディカル代表取締役社長の古川氏(左)と庄内クリエート工業の小田代表(右)

 

これまでの臨床試験の結果等から,高周波式ハイパーサーミアと陽子線治療の組み合わせにより,炭素線治療と同等に生物学的効果比を高め,放射線抵抗性のがんに対しての治療効果を高めることが期待されている。しかし,従来は二つの治療装置を患者さまが行き来することで組み合わせ治療を行っており,治療効果・治療効率に限界があった。

本研究では,陽子線治療の照射フローに対して最適でありながら,臨床ユーザーや患者の負担軽減を目指した温熱システムの開発を行う。  

■庄内クリエート工業について
庄内クリエート工業は,「自分らしい幸せな人生をあきらめない人たちのパートナーであり続ける」ため,「Create for Smiles」の企業スローガンの元に,事業領域の一つとしてメディカル事業・高周波式がん温熱治療装置(保険適用治療)の製造販売・普及活動に取り組んでいる。

※装置は2023年9月6日現在,薬機未承認品のため販売・譲渡はできない。

 

●問い合わせ先
(株)ビードットメディカル
https://bdotmed.co.jp/

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