RSNA2022 フィリップス - MRI 
3Tの最上位機種「MR7700」の実機が初の展示,多核種イメージングなどの臨床・研究用途での活用に期待

2022-11-30

フィリップス・ジャパン

MRI


2022年9月に米国で発売された3TのMR装置「MR7700」が初の実機展示

2022年9月に米国で発売された
3TのMR装置「MR7700」が初の実機展示

RSNA 2022 MRI

Philips(フィリップス)のMRI領域では,米国で2022年9月に発売された3TのMRI装置「MR 7700」の実機が初展示された。MR 7700は,分子イメージングを統合した先端研究を可能とする装置である。前回(2021年)のRSNAでは学術参考展示だったが,日本でも薬機法承認を取得し,一部研究施設での導入が予定されている。MR 7700は,グラジエントの性能が大幅に向上したことで,撮像時間を変えることなく解像度が65%向上し,神経叢の細部描出が可能になるなど,より高画質な画像を提供する。さらに,プロトンはもとよりカーボン,キセノンなど,6つの原子核の検出が可能になり,従来は研究用途でのみ用いられていた多核種イメージングの臨床応用に道を開いた(多核種イメージングは薬機法未承認)。

同社のMRI領域では,同じく3Tの「Ingenia Elition X」や日本でも2022年3月に発売された1.5Tの「MR 5300」など幅広いラインアップがそろい,施設の用途に合わせた提供が可能になった。

また,検査中にモニタ映像を見ることができる「MR In-boreソリューション」の新バージョンが紹介された。装置の奥に設置したモニタに映像を投影し,ヘッド部分のミラーに映して見るもので,検査の残り時間を表示したり,息止めを促す動画などの工夫を凝らした映像により,小児や閉所恐怖症者などでも安心して検査が受けられる。従来製品にも対応可能で,検査の事前説明にも利用できる。今後,大人向けの映像などを含む多彩なコンテンツを提供していく予定である。

神経叢が細部まで分析可能となり,研究に応用されている。

神経叢が細部まで分析可能となり,研究に応用されている。

 

プロトンやカーボン,キセノンなど,水素以外の原子核検出が臨床用途でも可能になった。

プロトンやカーボン,キセノンなど,水素以外の原子核検出が臨床用途でも可能になった。

 

ヘッド部分のミラーを使用し,モニタの画像を見ることができる。

ヘッド部分のミラーを使用し,モニタの画像を見ることができる。

 

息止めを促す画像。検査前の説明にも利用できる。

息止めを促す画像。検査前の説明にも利用できる。

 

大人向けの映像など多彩なコンテンツを提供可能。検査の残り時間を表示することで,安心感が得られる。

大人向けの映像など多彩なコンテンツを提供可能。検査の残り時間を表示することで,安心感が得られる。

フィリップス・ジャパン

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