RSNA2023 GEヘルスケア - CT 
心電図装着をなくし,心臓CTを効率化する「ECG-less Cardiac」を発表

2023-11-28

GEヘルスケア・ジャパン

CT


「ECG-less Cardiac」(薬機法未承認)を搭載可能な「Revolution Apex」シリーズ

「ECG-less Cardiac」(薬機法未承認)を
搭載可能な「Revolution Apex」シリーズ

RSNA 2023 CT

GEヘルスケアのCT展示エリアでは,ハイエンドクラスの「Revolution Apex」シリーズと自動化技術より検査効率を追求した「Revolution Ascend」の2機種を展示した。「Revolution Apex」シリーズは2023年4月に発表され,国際医用画像総合展(ITEM)でも紹介された。同シリーズの「Revolution Apex Elite」はガントリの回転速度が0.23s/rotという超高速を実現。「Gemstone Clarity Detector」による高い空間分解能,160mmのワイドカバレッジなど,同社CTの最高の技術が注ぎ込まれている。今回は,新技術として,心臓CTを効率化するアプリケーション「ECG-less Cardiac」(薬機法未承認)を発表した。従来のCTは心電計(ECG)を被検者に装着して,心電図同期撮影を行っていたが,これを不要にして検査効率の向上,検査時間の短縮を図れる。

一方,Revolution Ascendは,日本のユーザーの意見を取り入れて,日本の医療機関のニーズに応える装置として2022年4月に発表した。人工知能(AI)による自動化技術「Effortless Workflow」を搭載し,「Deep Learning カメラユニット」によるポジショニングなど,検査前の位置決めから検査後の画像解析までを自動で行える。これにより検査者の負担を軽減し,業務効率の向上を図れるほか,検査の標準化にも寄与する。また,ディープラーニング技術を用いた画像再構成技術「TrueFidelity Image(TFI)」により,画質の向上を図っている。

AIによる自動化など検査効率を向上する「Revolution Ascend」

AIによる自動化など検査効率を向上する「Revolution Ascend」

 

「Deep Learning カメラユニット」により高精度のポジショニングを自動化

「Deep Learning カメラユニット」により高精度のポジショニングを自動化

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