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1998年7月特集号 1998年6月25日発行
1998年7月特集号
Vol.13,No.7

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特集号
診療情報の電子化の行方
――電子カルテへの期待と基盤技術の整備

(企画協力:大江和彦 東京大学医学部附属病院中央医療情報部)
I プロローグ 医療情報の近未来像――2005年の現実とは?・荒木賢二/吉原博幸
II ディテール――1998年の課題
 1.カルテの電子化がもたらすこれからの医療と臨床研究
  ――Evidence-based Medicineに向けて・大江和彦
 2.医療情報の伝送と共有――ネットワークと遠隔医療・小森 優
 3.医療情報の電子化と医療経済・今中雄一
 4.医療情報の閲覧と個人所有健康情報(PHD)の考え方・八幡勝也
 5.医療情報システムと法律の規制・解釈・阿南 誠
 6.電子カルテの普及に対する行政の対応と考え方・松本義幸
III テクニカル・スキル――基盤技術の比較と検討:それぞれの性格と役割
 1.医療情報の標準化
   ・DICOM規格,共通規格1と2・安藤 裕
   ・MML(Medical Mark-up Language)について・吉原博幸
   ・MERIT-9,HL7 について ・木村通男
   ・病名用語の標準化動向・大江和彦
 2.セキュリティの考え方と方法――ネットワーク上のセキュリティ・木内貴弘
 3.通信とネットワーク――テレカンファレンス・テレラジオロジー技術・中川晋一ほか
 4.入力手段の簡便化と多様化・山下芳範
IV ケーススタディ――電子カルテ構築の実例集
 1.大学病院の外来電子カルテ――テンプレート機能の活用
   ・千葉大学病院医療情報部・山崎俊二
   ・大阪大学病院医療情報部・松村泰志
 2.ペーパーレスと診療の標準化をめざす電子カルテ・伊東十三男
 3.診療所で使う電子カルテ
   ・レセプト電算処理システムに連動した電子カルテの試み・藤森春樹
   ・電子カルテ“WINE”・大橋克洋

特別企画
フィルムレスはどこまで実現できるか
――CRT診断の現状と展望

*フィルムレスの考え方と要件――CRT診断の現状と展望・前田知穂ほか
【取材報告】
*フィルムレス環境への挑戦――市立貝塚病院,市立泉佐野病院におけるCRT診断システム
【座談会】
*フィルムレスでひろがる世界――CRT診断のメリットとは
(司会:前田知穂 出席:原田貢士/堀 信一) 
【Products Review】
*医用画像情報システム――画像表示装置 
・循環器動画像ネットワークシステム「ELK-INS for Cardiology」(西本産業)
・HOPE/DrABLE(富士通)
・SIENET(シーメンス旭メディテック)
・Advantage Workstation(GEYMS)
・地域医療情報ネットワークシステム SimRAD(島津)
・東芝医用画像管理システム TOSPACS(東芝メディカル)
・日立医用画像管理システムOPEN-PACS(日立メディコ)
・InturisTMシリーズ(フィリップスメディカルシステムズ)
・コダック デジタルサイエンス メディカル ビューイング ステーションDX2500(コダック)
・RadWorks(大沢商会)
・PCでのCRT診断・画像管理から大規模ネットワーク製品まで(ジェイマックシステム)

【一般記事】

■Information 
第9回 日本光カード医学会総会,オープンフォーラム
第7回 循環器MR研究会のご案内

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