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電子カルテのための医療情報標準化規格対談 |
| 標準化総論:行政の施策とMEDIS-DCの役割 | ||
| ホスト:木村 通男(浜松医科大学医療情報部教授) ゲスト:開原 成允((財)医療情報システム開発センター理事長) |
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■第1回目の会場
クレッセント ハウス |
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後期ビクトリア朝時代の様式を取り入れた 英国式の格調 高い建物と伝統的フランス料理で名高い レストラン |
| 〒105-0011 東京都港区芝公園1-8-20 TEL 03-3436-3211 FAX 03-3587-9074 |
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木村:一皿目が来ました。 ◆ 鴨のフォラグラをこんがりとソテーしたものです。ロワール産のホワイトアスパラガスを添えて,バルサミコソースをかけています。 開原:ソーテルヌ・ワインかなんかあるとね。 木村:そうですね。フォアグラに合いますね。 しっかりしたものですよ,このアスパラ。 開原:うん,おいしい。今まで食べたアスパラで,非常に美味しかったのはベルリンで5月頃食べたものだね。 木村:たぶん,旬なんでしょうね。それはグリーンですか,白ですか? 開原:白です。東ドイツの畑でポーランド人が出稼ぎにきて掘るんだと言っていた。まだ土の中にある間に取るので特殊な技術がいるそうです。 木村:刺身になるタケノコを探しているような話ですね。 |
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木村:2皿目が来ました。 ◆ 鴨の方はフランスのシャランという名産地からのもので胸肉のローストです。ベースは鴨のガラからとって,パイナップルの果汁を加えたソースになっております。 |
| HL7の過去・現在・未来:世界初のv.3実装 | ||
| ホスト:木村
通男(浜松医科大学医療情報部教授) ゲスト:坂本 憲広(神戸大学医学部附属病院医療情報部教授) |
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■第2回目の会場
神戸菊水 |
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〒105-0011 神戸市中央区長狭通 1-20-13 (北野坂本店) TEL 078-392-0048 |
| 創業50年に及ぶ神戸牛の老舗。 厳選された神戸牛にこだわり続けてきた「神戸菊水」すてーき屋 |
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◆ ステーキの焼き加減などは? 木村:小さいお肉ですから,私はレアで。 坂本:私も。 木村:炭焼きの方が肉そのものはええのやけど,鉄板焼きのええところは炒めご飯ですね。 坂本:今度はB級グルメで,おでん屋とかお好み焼き屋とかもいいですね。 |
| J-MIXコードおよびPKI | ||
| ホスト:木村
通男(浜松医科大学附属病院医療情報部教授) ゲスト:山本 隆一(東京大学大学院情報学環助教授) |
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■第3回目の会場
美々卯本店 |
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〒541-0046 大阪市中央区平野町4-6-18 御霊神社西裏 TEL 06-6231-5770 |
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前身は大阪・堺で200年続いた老舗料亭「耳卯楼」。 |
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木村:もう貝のふたも開きましたので少しいただきましょう。すごいええエビや。 ……元気ですね。誰が生きたエビを入れるなんて考えたんでしょうね。 木村:アジアの知恵やね。中国ではエビを紹興酒に放り込んで急性アル中にして,それでゆがいて食べます。 山本:エビ,カニは「寒」の食材なんです。紹興酒は「暖」で,あれを混ぜるというのは非常に理にかなっているということですよ。 |
| 病名用語の標準化 | ||
| ホスト:木村
通男(浜松医科大学附属病院医療情報部教授) ゲスト:大江 和彦(東京大学大学院医学系研究科医療情報経済学教授) |
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■第4回目の会場
福臨門 魚翅海鮮酒家 |
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銀座店:〒104-0061 東京都中央区銀座6-13-16 銀座ウオービル1・2階 TEL 03-6258-3888 http://gnavi.joy.ne.jp/fukuring/ |
| 広東省生まれの徐福全が1948年,前身である「福記」を香港で開業。53年に「福臨門包瓣筵席專家」と改名。70年代には息子2人が,香港と九龍に「福臨門第1号店」を出店。アワビ,フカヒレなどの最高級の味を引き出す広東料理の名店として名高い。89年には海外第1号店を銀座に,94年には大阪店,2002年には丸ビル店もオープン。 | ||
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木村:このフカヒレスープ,冬瓜とアミガサ茸が入っていますね,シワシワとしたスポンジみたいな。結構だしが出るので,よくスープに入るね。上湯(シェントン)というスープが一番金が掛かっている。冬瓜は季節の物ですわ,夏の。 大江:このアミガサ茸っておいしいですね。シャリシャリっとした食感。 木村:それで中に汁が入っているから口の中にバッと広がって,おいしいですね。 |
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木村:飲茶が来ました。エビ餃子と大根餅と牛肉湯葉巻きオイスターソース掛けという,ごく普通のレギュラーなものを3つ選びました。大きいね,大根餅。 大江:大根餅ってなんですか。 木村:大根のすり身やホタテとか魚のすり身なんかを一緒にして炒めたもので,非常に消化がいいんですね,大根がつなぎですから。上品な味でしょう。これだけ食べても油が口に残らないしね。 |
| 国際工業規格(ISO)と標準化 | ||
| ホスト:木村
通男 (浜松医科大学附属病院医療情報部教授) ゲスト:辻内 順平 (東京工業大学名誉教授,JPACS会長,ISO/TC215日本代表) |
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■第5回目の会場
萬壽宮 (FLOWER DRUM RESTAURANT) |
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オーストラリアの豊かなシーフードを使った,メルボルン中心街にある高級海鮮中国(広東)料理店。 |
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MARKET LANE, MELBOURNE VIC 3000 AUSTRALIA TEL 61-03-9662-3655 FAX 61-03-9663-5199 |
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木村:アワビのしゃぶしゃぶが参りましたので,ぜひお召し上がりください。 辻内:アワビのしゃぶしゃぶというのは日本でも食べますか? 木村:いや,こういう柔らかいアワビじゃないとできないですよね。ブルーリップという品種で生のままスライスしてもすごく柔らかい。日本のアワビは固いですから。 辻内:これは美味しいわ。初めて食べた。 木村:出し汁が出ていますから,あとでスープで飲むことになります。これがまた美味しいんですね。 辻内:中華のスープというのは見事ですね。 木村:最近,気付いてきたんですが,フカヒレスープとかは結構味がきつくて。でも本来中華の美味しいスープって,本当に薄い味で上品ですね。 辻内:台北のチキンのスープなどは本当にチキンのおいしさだけが出てくる。もう見事と言うしかない。 |
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木村:大きいマッドクラブですね。蟹は対談には不向きですが。 |
| 標準医薬品マスター:HOT番号 | ||
| ホスト:木村
通男 (浜松医科大学附属病院医療情報部教授) ゲスト:土屋 文人 (東京医科歯科大学歯学部附属病院薬剤部長) |
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■第6回目の会場
博多水たき「新三浦」本店 |
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昔から庶民の味として博多っ子に愛されてきた水たきが評判の「新三浦」は,明治43年創業の老舗料亭。まず,鶏のうまみが凝縮された白濁したスープをいただいてから,お肉と野菜を炊き上げ,締めくくりはスープをご飯にかけてさらさらと,というのが新三浦流の食し方。御笠川に面した歴史を物語る建物も趣を添えている。 |
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本店: |
| 支店: 〒810-0001 福岡市中央区天神2丁目 天神ビル地階 TEL 092-721-3272 |
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◆ スープを先にいただいてからお野菜をどうぞ。 土屋:このスープは本当に美味しいです。一見ドロドロしていそうな感じですが,サラッとしていてすごく美味しい。 ◆ ご飯にスープをかけて食べて下さい。 木村:この雑炊は焚かないんですね。上にかけるんですね。 ◆ 雑炊よりもお茶漬け感覚で食べられますから,サラサラ入るんですね。おかわりして下さい。 木村:この鶏は特別な農家と契約していますか,それとも自営? ◆ 鹿児島の方との契約で,「さざ波」という名前の鶏です。 |
| 画像情報の標準化:DICOM | ||
| ホスト:木村
通男 (浜松医科大学附属病院医療情報部教授) ゲスト:篠田 英範 (東芝医用システムエンジニアリング(株)) |
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■第7回目の会場
THE STEAKHOUSE MORTON'S OF CHICAGO |
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高級嗜好のステーキハウス「モートンズ・オブ・シカゴ」の最初の店舗として1978年にオープン。ステーキをメインとし,新鮮なロブスターやカニなどを使用した本格派のメニューやワインリストが充実。シンプルで落ち着きのある内装が居心地の良さを呼ぶ。同店のほか,米国全土に59店舗,海外6か国に支店を持つ。 |
| Chicago-Downtown 1050 N. State St. (at Rush Street) Chicago, IL 60610, USA TEL 1-312-266-4820 FAX 1-312-266-4852 http://www.mortons.com/website/index.html |
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木村:24オンスですから,計算上は650〜700グラムのTボーン・ステーキです。モートンズは全米チェーンですが,最初の店がここシカゴなんです。まあまあ,そこそこのレベルですよ。他のステーキ屋は,顎が疲れるばかりで(笑)。 篠田:初めてアメリカのステーキを食べたのは,実はシカゴなんですよ。ステーキがこんなにおいしいものかと思いました。牛は昔から,生まれるところと,命が終わるところとがあるんですね。その終わるところがシカゴなんです。屠殺場が多いからおいしい。 木村:最近,高速道路で生きている牛がトラックにのせられているシーンはほとんど見ないでしょう。やっぱり消費地のそばで落とすのが安全面からも一番いいんですよ。屠殺場というのは町の柄の悪いゾーンにあって,臭いもするし,嫌われ者なのですが,それがないとおいしい肉は食べられないということがありますね。 |
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| 医療連携のための情報統合化:IHE | ||
| ホスト:木村
通男 (浜松医科大学附属病院医療情報部教授) ゲスト:石垣 武男 (名古屋大学教授大学院医学研究科量子医学専門分野) |
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■第8回目の会場
あつた蓬莱軒本店(蓬莱陣屋) |
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秘伝のたれと備長炭で香ばしく焼き上げた鰻はまさに130年,鰻一筋に守り続けた伝統の味。商標登録済みの元祖「ひつまぶし」は,お店の名物である。本店のほかに,熱田神宮脇の神宮南門店と松阪屋店がある。 |
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〒456-0043 名古屋市熱田区神戸町503番地 |
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木村:鰻は関東は蒸すんですが,関西は蒸さない。普通に裂いて,タレを付けて焼きます。だから皮の部分はバリバリして歯ごたえがある。両方好きですね。 石垣:浜松は親父の実家なんですが,終戦直後に疎開していたんですね。あの頃は,田んぼに天然の鰻がいっぱいいまして,感電ショックで気絶させると面白いように捕れますよね。親父は浜松の鰻屋さんに卸したらしいですよ。終戦直後でしたが,家では鰻丼を食べてました。 木村:名物の“ひつまぶし”がきました。細かく刻んだ蒲焼きをご飯に混ぜ込んであるものですね。 ◆ 一膳目はそのまま,二膳目は薬味をかけて,三膳目は出し汁をかけて,そして,四膳目にお好きな召し上がり方でどうぞ。 |
| 臨床検査項目分類コード:JLAC | ||
| ホスト:木村
通男(浜松医科大学附属病院医療情報部教授) ゲスト:櫻林 郁之介(日本臨床検査医学会会長/自治医科大学教授) |
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■第9回目の会場
フランス料理 アルピーノ |
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「JRさいたま新都心駅」から徒歩7分。さいたまスーパーアリーナを中心に開発が進む一帯とは別世界のような,花と緑に囲まれた可愛いレストランが現れる。昔は赤い三角屋根の建物で,地元の人々に長年親しまれていたという。30余年の間に,スパゲッティやお菓子などを扱う小さな専門店がたくさん生まれ,アルピーノ村と呼ばれている。 |
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〒330-0835 さいたま市北袋町1-130 |
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木村:鱸(すずき)のソテーで,上に乗っているのはつぶ貝ですね。 |
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| 医療材料 商品コード・バーコードの標準化 | ||
| ホスト:木村
通男(浜松医科大学附属病院医療情報部教授) ゲスト:三城 正紘(日本医療機器関係団体協議会技術部長) |
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■第10回目の会場
エノテーカ ピンキオーリ東京店 |
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1973年,イタリア・フローレンスに開店したイタリア料理の名店。世界的に有名なソムリエであるオーナーのジョルジョ・ピンキオーリ氏がセレクトするワインと,総料理長アニー夫人が手がけるメディチ家の宮廷料理の調和が素晴らしい。92年にピレリガイドでイタリアNo.1のリストランテに選ばれ,94年にはミシュランガイドで最高位の3ツ星を獲得したほか,数々の賞を受賞。東京店は92年に開店。中央ホール両側のワインセラーには2100種7万本に及ぶワインが貯蔵され,お客様を出迎えている。 |
| 〒104-0061 東京都中央区銀座5-8-20 銀座コア7F TEL 03-3289-8081 FAX 03-3289-8019 http://www.ep-tokyo.com |
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木村:これは車海老ですか? ◆ ドルチェフォルテ(シナモン風味)です。ソースは松の実,レーズンが入っています。下がセロリになります。 木村:香りが効いていて,夏向きの一品ですね。 三城:木村先生はどんな料理がお好みですか? 木村:ジャンルは問わずですが,ハクビシンも食べたことありますよ(笑)。昔,冬に香港に行って,訳のわからないものを食べまくろうと,タヌキとかハクビシンとかヘビとかカメとかツルとか,ひととおり食べてきましたけど,あまり美味しいものではなかったですね。カメは絶対に日本のスッポンの方が美味しい。ツルはあまり良い出汁が出ていなかった。もう10年くらい前かな。 木村:来ましたですね,イカ墨スパゲッティが。赤いパラパラはなんだろう? ああ,これはボラのカラスミですね。 三城:そうですか。 木村:最近,イカ墨を練り込むのが多くなってきましたね。ソースにしてしまうと口が真っ黒になりますから。 |
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| 画像検査項目コードの標準化:JJ1017コード | ||
| ホスト:木村
通男(浜松医科大学附属病院医療情報部教授) ゲスト:倉西 誠(医療法人尚腎会 高知高須病院) |
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■第11回目の会場
御食事処 美梨の里 真野 近代割烹 真野 |
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地元の旨い魚を堪能できるお店として,知る人ぞ知る割烹料理屋である。第一ホテル系列のお店で修業を積んだご主人が,生まれ育った富山市郊外に1994年に開店。奥様と二人三脚で,地の魚を中心に,素材と器にこだわったお料理を追究している。 |
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〒930-0161 富山市東老田795 |
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主人:「飛び魚のたたき」と「海そうめん」になります。海そうめんは海牛の卵ですが,今月いっぱいぐらいですね。 倉西:これは初めてですね。 主人:非常に珍しいものです。「鮎のうるか」は,去年の秋の落ち鮎の白子と卵巣を塩漬けして寝かせたものです。お造りは平政,鯛,赤魚,鱸,甘海老,ぼたん海老です。 倉西:ぼたん海老は富山で獲れるの? 主人:富山は今の時期です。あとは白海老のお刺身と岩牡蠣です。早いときには5月から7月いっぱいで,8月も半ばを過ぎるともうダメです。 倉西:ちょうど蛍イカと入れ違いになるんですよ。 木村:岩牡蠣は養殖しているんですか? 天然だけ? 主人:天然です。岩牡蠣でもテトラポットの所にあるものと,本当に岩の所にあるものとは,ぜんぜん味が違います。 |
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医療のIT化が目指すものは? そして,標準化の果たす役割とは? |
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ホスト:木村
通男(浜松医科大学附属病院医療情報部教授) |
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■第12回目の会場
すしの道一筋 すし善 |
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寿司屋がひしめく札幌でも一際名高いすしの名店である。1971年,「すすきのすし善」として創業。87年には,すし善本店を丸山に移転開業。最近では札幌市内のみならず,カレッタ汐留46階にも東京店を出店し,世界のすし善を目指す。旬の道産近海もの,産地ものの中から吟味した最上の天然素材のみをそろえ,州浜紋の暖簾にかけて,伝統を学びながら日々味わい深い寿司づくりに取り組んでいる。 |
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本店: |
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木村:やはりこの時期は時知らずの鮭,回遊しないさぼりの鮭がよろしいですね。 武末:さぼりですか? どこが違うんですか? 木村:消耗していない。この時期なのに脂が乗っている。あと,この時期はサンマ,ボタン海老,ウニですね。 武末:いまは,バフンウニですかね。九州の方に行くとウニは種類が違いますね。赤ウニ,紫ウニで,赤ウニの方がおいしいです。 木村:食べ方は一緒ですか? 武末:ええ,もうパクっとあけてやっていただいて。ミョウバンで固めない状態で食べるというのが,壱岐などの島ではできます。福岡生まれで,研修医が終 わってから3年間,壱岐の公立病院に行きましたので,その時に,本当にウニは食べましたね。ミョウバンで固めた,板に並んで形のついているウニはウニじゃないですよ。 木村:11月にはケイジ(鮭児)という幻の鮭が獲れます。性別のはっきりしない鮭で性腺の発達が十分でないから,子供に栄養が取られていないのでおいしいですね。 |
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木村:イクラはカクテルグラスみたいな器でこぼれるくらい来ますよ。 武末:学生時代にイクラ丼を食べたときに,これは重層扁平上皮だと(笑)。北海道一周のツーリングの時,小樽でフェリーに乗る前に食べたんですね。 木村:単層じゃないんですよね。 武末:3層ぐらい重なっていて,「おお,これは重層扁平上皮」だと言って,ご飯を掘り起こして食べる。まあ,学生の解剖かぶれしていた時だから(笑)。 |