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東芝メディカルシステムズ
マルチスライスCT「Aquilion」の
32列システムを発売
世界初32スライス同時撮影を実現
(2004/6/10)




■ 16億円(税別)
東芝メディカルシステムズ(株)CT事業部
TEL 03-3818-2090
http://www.toshiba-medical.co.jp


 東芝メディカルシステムズ(株)は,世界初32スライス同時撮影を可能にした,マルチスライスCT「Aquilion 32列システム」を発売した。

 
「Aquilion 32列システム」の主な特長

〈ボリュームスキャン〉
全身をスキャンし,ボリュームデータとして保存,フィルミング,画像転送などが行える。また,広範囲のボリュームデータを部位別の複数の範囲に分け,個別に再構成条件を指定することができる。

〈スキャン中もスムーズな再構成〉
リアルタイム並列独立処理のプロセッサー技術により,スキャン中も途切れることなく再構成ができる(最大10枚/秒)。

〈高速ヘリカルスキャン〉
1回転で32スライスの同時収集が可能。1回転0.40秒の高速スキャンもできる。0.5mmスライスでの全肺野の精密検査が13秒,心臓の高画質撮影も12秒ですむため,息止め時間が短縮。患者の負担が軽減される。

〈高精度アイソトロピックスキャン〉
1回の息止めで,各部位のさまざまな検査も0.5mmおよび1mmを使用したアイソトロピックな高画質画像を得ることができる。また,3D画像やMPR画像も高精細で滑らか。

〈世界最多の5万7344素子検出器〉
世界最多の5万7344素子検出器を採用し,体軸方向に32mmの範囲をスライス厚0.5mmまたは1mmで32スライス同時スキャンが可能。検出器に高効率セラミックス材を採用することで,線量を最小限に抑えつつ,高画質を得ることができる。

〈高画質再構成〉
ヘリカル・コーンビーム再構成技術を本システム用に開発。これにより,コーン角度効果が低減し,アーチファクトを減らすことができるため,高画質再構成を実現している。