日本メドラッド、
より安心な検査ができる
MRI室用患者モニタ
「Model9500」を発売
(2003/5/9)


■ 価格 1100万円(標準構成)
■ 日本メドラッド(株)
■ マーケティング部
■ TEL 06-6350-0680
■ FAX 06-6398-0670
http://www.medrad.co.jp


 日本メドラッド(株)は,コンパクト設計で設置が容易なMRI室用患者モニタ「Model9500」を発売した。麻酔を必要とする救急患者や意識不明者,小児などの生態情報をモニタリングし,より安心してMRI検査が行えるようになる。モニタリング可能なパラメータ・機能は,SpO2(動脈血酸素飽和度),脈拍数,プレスチモグラフ,NIBP(非侵襲的血圧),ECGモニタ(心電波形)など。また,オプションとして,FiO2(吸入酸素濃度),カプノグラフィ(吸気炭酸ガス濃度),麻酔ガス濃度,ECG同期,IBP(侵襲的血圧)のモニタリング機能を追加できる。

●「Model9500」の主な特長
〈RF波の加熱から患者を守る〉
  • 特徴 
    ファイバー・オプティック・ケーブルとショート・グラファイト・リーズによるECGモニタリングで,患者のやけどを防ぐ。

〈ファイバー・オプティックによるクリアなシグナル〉
  • 特徴1 
    ファイバー・オプティックにより,正確なECGトレースが可能。心臓検査の正確なトリガリングができる。

  • 特徴2
    高速撮像シーケンスでも,継続的に酸素飽和度,NIBP,ECGを測定できる。

  • 特徴3
    ECG検査に必須となるスキャナへの正確かつ瞬時の情報伝達が可能。
〈救急救命の場でも麻酔中の患者を安全にモニタリング〉
  • 特徴1 
    ER室などと同様の大きくハイコントラストなスクリーンとパラメータ表示。

  • 特徴2
    ディスプレイとアラームはユーザー設定が可能。

  • 特徴3
    リモート・キィ・パッドでスキャナルーム内外での操作が可能なほか,キャスターで速やかな移動ができる
〈利用環境に合わせられるモジュラープラットフォーム〉
  • 特徴 
    安全かつ,すばやく操作できるBuilt-in構造により,スループット向上が図れる。