フィリップス、
汎用超音波診断装置
「Philips HDI 5000 SonoCT」
発売 (2003/2/22)



■ 6000万円(システム構成による)
■ フィリップスメディカルシステムズ(株)
■ お客様窓口
  TEL 0120-556-494
http://www.medical.philips.com/jp

 フィリップスメディカルシステムズ(株)は,汎用超音波診断装置「Philips HDI 5000 SonoCT」を発売した。従来装置より小型・軽量化を図ったほか,操作性が向上。また,検査時間を半分に短縮にできるようになった。同社では,初年度100台の販売を目標としている。

●「Philips HDI 5000 SonoCT」の主な特長
〈高い空間分解能,コントラスト分解能を実現〉
  • 特徴 
    従来機のブロードバンド,パルスインバージョン,Micro Fine 2Dイメージング技術を発展させ,高い空間分解能,コントラスト分解能を実現。グレースケールイメージがさらにわかりやすくなった。

〈全身の検査に対応したアプリケーション,探触子〉
  • 特徴 
    TCD(経頭蓋ドプラ)検査での優れたドプラ感度や表在組織の描出力など,頭から足先まで,全身の超音波検査に対応したアプリケーション,探触子を用意している。

〈ハイエンド汎用機にふさわしい多機能〉
  • 特徴 
    造影剤機能,パノラミック機能,三次元機能など,ハイエンド汎用機に求められる機能を搭載。

〈第3世代の新機能〉
  • 特徴1 
    最大9方向からビームを送受信するSonoCT技術は,コントラスト分解能を大幅に改善するとともに,輪郭を明瞭に描出。ワールドワイドのクリニカルスタディでは,94%の患者で従来の手法より画質が改善されたとの報告があった。

  • 特徴2 
    画像の特徴抽出技術を応用したXRES機能は,クリアな画像の描出が可能。

〈1回のボタン操作でパラメータを最適化〉
  • 特徴 
    1回の操作で内部パラメータを自動的に最適化する「iSCAN」機能で,ベストな2D画像やドプラ波形表示を行う。