GEYMS、
フルデジタル
汎用超音波診断装置
「LOGIQ 3」を発売
(2003/6/9)



■ 価格 2000万円
GE横河メディカルシステム(株)
超音波販売本部:熊谷
TEL 042-585-5225
http://www.gemedical.co.jp

 GE横河メディカルシステム(株)は,フルデジタル汎用超音波診断装置「LOGIQ 3(ロジック・スリー)」を発売した。「LOGIQ」シリーズの中位機種に位置づけられる。上位機種と同様,装置のプラットフォームをソフトウエア化した「TruScan Architecture(トゥルー・スキャン・アーキテクチャ)」を搭載。精細な画像が得られ,撮影時間の短縮など患者の負担軽減,検査効率の向上を図っている。また,低コスト化により,高いコストパフォーマンスを実現した。同社では,診療所や中小規模病院,検診センターのほか,大規模病院の追加需要を対象に,初年度700台の販売を見込んでいる。

「LOGIQ 3」の主な特長
〈検査業務を改善する「TruAccess(トゥルー・アクセス」〉
  • 特徴 
    Digital Raw Dataで超音波受信データを保存するのため,データの損失や画像の劣化がなく,ゲインやダイナミックレンジといった画像調整が検査中と同じように検査後も可能。また,オンスクリーンの画像クリップボードから画像表示やDICOMへ高速転送するなど,ワークフローを改善する。

〈高画質を高速描出する「SmartScan(スマート・スキャン)」〉
  • 特徴 
    ボタン1つでBモードやドプラモードでの画質調整ができる「Automatic Optimization」,リニアプローブの画像表示エリアを拡大する「Vitual Convex」を搭載。高速三次元表示機能など,短時間で最良のイメージ描出が可能で,検査環境や検者による差異を抑える。

〈臨床現場の声に基づいたシステムデザイン「ComfortScan(コンフォート・スキャン)」〉
  • 特徴 
    検査ワークフローのカスタマイズが可能。移動や位置調整もスムーズに行え,キー配列,ディスプレイも検査手順を反映し使いやすくしている。