フィリップス、
画面表示に日本語を採用した
汎用超音波診断装置「EnVisor」の
「Expansion 2004
バージョン」を発売
(2003/11/12)




■ 2500万円(システム構成による)
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 フィリップスメディカルシステムズ(株)は,2003年2月から販売を行っている汎用超音波診断装置「EnVisor」をバージョンアップした「Expansion 2004 バージョン」を発売した。同装置は発売開始10か月間で,全世界1600台以上の納入実績を持っている。新バージョンでは,新たに上位機種の機能を搭載するとともに,外国メーカーとして初めて画面表示言語に日本語を採用し,高い操作性・生産性を実現した。

「Expansion 2004 バージョン」の主な特長

〈iSCAN インテリジェントオプティミゼーション〉

画像条件の最適化および安定を目的とした機能。ボタン1つで,ゲイン,ダイナミックレンジ,TGCなどの各種パラメータを自動的に最適化する。

〈High Q 自動ドプラ解析〉

ドプラ波形をリアルタイムにトレースし,自動的かつ瞬時に計測を行う機能。高精度なトレースにより解析された最高流速,最低流速,平均流速などの数値を心拍ごとに表示できる。

〈日本語表示および日本語オンラインヘルプ〉

外国メーカーとしてはじめて画面表示言語に日本語を採用しただけでなく,日本語でのオンラインヘルプ機能も搭載。使用者が安心して操作できるようにした。

〈コントラスト機能〉

超音波造影剤に対応したソフトウエアの搭載が可能。わが国において,現在販売されている造影剤だけでなく,次世代の超音波造影剤にも対応している。

〈コロナリーフローイメージ〉

これまでは,冠動脈血流の描出が中位機種では難しかったが,新バージョンでは,高感度に表示・計測することができる。