GEYMS
シリーズ中位機種として
フルデジタル循環器用
超音波診断装置「Vivid 4」
を発売
(2004/5/17)




■ 3500万円
GE横河メディカルシステム(株)広報グループ:松井
042-585-9249
http://www.gemedical.co.jp



 GE横河メディカルシステム(株)は,フルデジタル循環器用超音波診断装置「Vivid 4」を発売した。従来,ハードウエアで構成していた装置のプラットフォームをソフトウエア化し,コンピュータ環境での操作性と機能拡張性が飛躍的に向上している。

「Vivid 4」の主な特長
〈超音波信号を暗号化して画像を改善する「Coded Harmonics」〉
超音波の送受信にCoded Pulseを利用するコーディドテクノロジー技術を使い,高いコントラスト分解能を実現する二次高調波(ハーモニック)イメージングを可能にした。

〈診断効率を向上させる「Vscan」〉
Automatic Tissue Optimizationを搭載し,1つのボタンでスキャン時の画像調整ができる。また,Tissue Tracking機能により,心壁運動の移動に応じた自動色分け描出が可能。さらに,SmartStress機能により,虚血性心疾患患者に対するストレスエコー検査の時間を短縮できる。

〈検査環境を向上させる「ComfortScan」〉
操作キーボードの上下左右移動,4輪キャスターの前後左右移動が可能。また,チルトと回転可能な17インチノンインタレース観察用モニタを採用している。

〈デジタルデータの調整や三次元構築を行う「TruAccess」〉
情報はすべてDigital Raw Dataとして収集,画像化し保存する。これにより,フリーズした後,または保存イメージでもゲイン,ダイナミックレンジ,γカーブなどを自在に調整でき,最適画質が容易に得られる。また,保存イメージから三次元画像やアナトミカルMモードの起動も可能で,あらゆる断面の三次元表示などができる。さらに,MPEGvue機能により,高画質のまま,患者データ全体をCDに保存,パソコン上でのリモート表示が可能となっている。