フィリップス、
FPD搭載
血管造影X線診断装置
「Allura Xper FD20」を発売
(2004/3)


■ 3億〜4億円(構成による)
フィリップスメディカルシステムズ(株)
マーケティングコミュニケーションズ:中山
TEL 03-3740-3992
http://www.medical.philips.com/jp

 フィリップスメディカルシステムズ(株)は,高解像度の次世代大型フラットパネルディテクタ(FPD)搭載血管造影X線診断装置「Allura Xper FD20」を発売した。

「Allura Xper FD20」主な特長

〈高解像度の大型FPD〉

30cm×40cmの大型FPDは,ピクセルサイズ154μm,5Mピクセルで高解像度の画像をもたらす。I.I.の12と15インチの視野を併せ持つほか,ディテクタは遠隔操作で90°回転でき,縦と横の切り替えも可能。

〈使いやすいカラー液晶操作卓〉

タッチパネル付き小型カラー液晶操作卓「Xperモジュール」は,ほとんどの設定が指一本で操作可能。検査室,操作室のどちらにも設置でき,ユーザーごとの各種設定をプリセットとして記憶できる。

〈高性能プラットフォーム〉

FPDからの4Mピクセルのデジタル信号のすべてを画像処理し,表示から保存まで行う世界初の2k2イメージングチェーンの高性能プラットフォームを採用,高画質画像を提供する。

〈広範囲に対応する臨床アプリケーション〉

3D-RAワークステーションとの接続が可能。また,脳神経領域や腹部領域の3D臨床アプリケーションなどのほか,左室解析や冠動脈解析ソフトも搭載できる。ステントブーストも接続でき,心臓用の臨床アプリケーションにも対応している。

〈軟X線の低減〉

ベアリングレスのX線管により,人体に有害な軟X線を除去するスペクトラビームフィルタが付加でき,低被ばくを実現した。

〈DICOM3.0に準拠〉

DICOM3.0に準拠し,ネットワークとの親和性も高い。