島津製作所、
操作性の高い
天井走行式X線管懸垂器と
インバータ方式X線高電圧装置を
発売
(2003/10/29)




■ X線管懸垂器「CH-200M」 250万円〜
インバータ方式X線高電圧装置「UD150B-40/L-40」
  800万円〜
(株)島津製作所 医用機器事業部マーケティング部
  販売促進課
TEL 075-823-1271 FAX 075-811-8185
http://www.shimadzu.co.jp


 島津製作所は,天井走行式X線管懸垂器「CH-200M」とインバータ方式X線高電圧装置「UD150B-40/L-40」を発売した。 X線撮影時の操作性が向上し,効率の良い検査が実現するという。

X線管懸垂器の主な特長「CH-200M」

〈扱いやすい新形状ハンドル〉

整形領域などで必要とされる複雑な角度の撮影でも位置合わせが容易な,円形の新形状ハンドルを採用。ハンドル上部位置にもロック解除スイッチを設け,立位スタンド撮影時に片手で焦点の上下移動が行える。

〈スムーズな操作性〉

支柱を中心とした垂直軸回転は,操作パネルからロック解除でき,任意角度で固定可能。また,操作パネル上の8個のブレーキ解除ボタンは,使いやすい配置に変更できる。

〈ワイドな上下ストローク〉

焦点の上下移動範囲が1600mmと大きく,臥位撮影時の十分なSID確保と立位撮影時の低焦点撮影とが両立できる。
インバータ方式X線高電圧装置の主な特長「UD150B-40/L-40」

〈撮影タイミングをわかりやすく表示〉

「X線撮影準備完了」,「X線撮影中」など,装置の状態を操作パネルやハンドスイッチのイルミネーション,音で知らせる。

〈撮影条件が設定しやすい操作パネル〉

最大400種の撮影条件が登録可能なアドバンストアナトミカルプログラムとカラー液晶パネルを装備。また,ジョグダイヤルとアップダウンボタンを組み合わせたハイブリッドダイヤルを採用した。

〈被曝低減とシャープな画像を実現〉

最高周波数50kHzのインバータ方式を採用。オプションの世界初の4採光野ホトタイマとの組み合わせで,胸部,腹部のいずれのでもホトタイマ撮影により適正な画像が得られる。