島津製作所、
中小規模病院・
診療所向けのデジタルX線
テレビシステム
「SHIMAVISION RSi」
を発売
(2003/5/23)




■ 価格 3400万円
(株)島津製作所
医用機器事業部マーケティング部販売促進課
TEL 075-823-1271 FAX 075-811-8185
http://www.shimadzu.co.jp


 (株)島津製作所は,中小規模病院・診療所向けのデジタルX線テレビシステム「SHIMAVISION RSi(シマビジョン・アールエスアイ)」を発売した。高精細の100万画素のDRシステム(画像処理装置)を採用し,胸部や消化管,整形領域などのX線透視撮影検査で高度な画像処理が可能。従来のフィルム撮影機能も搭載し,CRにも対応している。同社では,初年度国内80台の販売を見込んでいる。

「SHIMAVISION RSi」の主な特長
〈消化管検査や非血管系IVRにも対応〉
  • 特徴 
    高速・高精細DRシステムは,1024×1024マトリックス,12ビット濃度分解能で,病変部の淡い濃度差もコントラスト良く描出し,リアルタイムでモニタに表示。最大5フレーム/秒の高速連続撮影が可能で,咽喉や食道など部位もタイミングを逃さず撮影し,すぐに動画再生も行える。

〈カセッテ速写機能を搭載〉
  • 特徴 
    半切から六切サイズのカセッテが使用でき,胸部から整形領域までの検査に対応。分割撮影プログラムも豊富に用意しており,効率良く撮影できる。また,カセッテトレイを使わない高速カセッテ速写撮影装置を搭載しており,CRイメージングプレートや,X線フィルムによる速写撮影が可能。

〈低線量で安定した胸部撮影〉
  • 特徴 
    ワンタッチでX線管を引き伸ばせる機能により,胸部撮影の省力化を実現。X線の利用効率が高く,散乱線の少ない4採光野ホトタイマにより,低線量で安定した胸部撮影画像を得られる。

〈大出力の50kWインバータ式X線高電圧装置〉
  • 特徴 
    大出力のX線高電圧装置を搭載したことで,短時間での撮影が可能。ブレを抑えたシャープな画像を提供する。