GEYMS、
世界初の電動Cアーム搭載
循環器向け移動型外科用
X線装置「OEC 9800 MD」
を発売
(2004/1/30)




■ 8800万円
GE横河メディカルシステム(株)広報グループ:松井
TEL 042-585-9249
http://www.gemedical.co.jp


 GE横河メディカルシステム(株)は,電動Cアームを搭載した世界初の循環器向け移動型外科用X線装置「OEC 9800 MD」を発売した。寝台側から操作できる電動Cアームの採用により,術者が単独でインターベンションや血管造影検査を行える。また,新型のX線管球の搭載と,冷却効率を高めるヒートパイプ技術で,循環器検査やインターベンションでの耐久性を改善。これにより,冷却待ち時間,検査時間を短縮するとともに,管球の維持費削減や患者数の増加につながり,病院経営の効率化を実現する。

「OEC 9800 MD」の主な特長

〈高精細画像撮影〉

100万画素の高精細画像撮影により,鮮明な血管画像を描出する。

〈明確な線量表示〉

透視および手技に応じた最適な条件を設定できるよう,線量レベルを段階別に記憶し,ボタン1つで検査に応じた最適線量を選択できる。また,検査ごとに積算線量を管理,表示する線量サマリ機能を搭載している。

〈簡単操作〉

寝台に取り付けたリモート・ユーザー・インターフェイス(RUI)により,ジョイスティックでCアームのピボット回転とスリーブ回転が可能。また,シートキーでは,画像の回転や反転,I.I.(イメージインテンシファイア)の視野サイズの切り替え,絞りの開閉,画像の保存,画像ディレクトリの呼び出しなどの操作が容易にできる。

〈安全性の確保〉

I.I.部に接触センサーを搭載。電動Cアームが患者などに接触すると自動停止させる。

〈DICOM3.0に準拠〉

医療用画像通信プロトコールの標準規格DICOM3.0に準拠。