GEYMS、
フラットパネルディテクタ搭載
多目的X線血管撮影装置
「INNOVA 4100」を発売
(2003/9/3)


■ 3億6000万円
GE横河メディカルシステム(株)
広報グループ:松井
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http://www.gemedical.co.jp

 GR横河メディカルシステム(株)は,41cm×41cmのフラットパネルディテクタを搭載した多目的X線血管撮影装置「INNOVA 4100(イノーバ4100)」を発売した。従来機種から30%以上視野を拡大し,10倍以上のダイナミックレンジを実現。広範囲で歪みのないクリアな撮像ができ,細かな血管なども鮮明に描出。インターベンションに威力を発揮する。また,低被曝化が図られたほか,「Advantage Workstation(アドバンテージ・ワークステーション)」と組み合わせ,DSA検査と平行して画像処理・解析ができる。

「INNOVA 4100」の主な特長

〈新開発のアーキテクチャとコンポーネントを採用〉

高周波X線ジェネレータ,インターベンション専用大容量メタルX線管,オールインワンコンソールなど新技術を採用。

〈従来システムを圧倒する高画質〉

I.I.システムの64倍(14bit)となるコントラスト分解能により,ダイナミックレンジが10倍以上。画像処理によって見えにくかった血管やデバイスも描出する。また,最新の画像処理アルゴリズムを用いたリアルタイムDSAが可能。

〈低線量化による術者・患者被曝を軽減〉

被曝低減を目指し開発されたRevolutionディテクタは,高いX線変換効率を実現し,ノイズの少ない画像を表示。さらに,イメージチェーンの簡略化により,検出した画像データのロスを減らし,低線量と高画質を両立させている。

〈41cm大口径アモルファスシリコンパネル〉

フラットパネルディテクタは,貼り合わせのない完全一体型。歪みアーチファクトのない画像を提供する。

〈高い操作性と省スペース化〉

3軸回転構造アームや,オールインワンDLデジタル画像処理装置により,高電圧発生装置コントローラ,画像処理をスムーズに操作可能。設置スペースも大幅に削減する。