富士写真フイルム、
デジタルX線画像
診断システム
「FCR PROFECT CS」
など2機種を発売
(2003/10/1)


■ FCR PROFECT CS 2500万円
  FCR Speedia CS 1730万円
富士フイルムメディカル(株)営業本部
TEL 03-3545-3321
http://www.fujifilm.co.jp/fms

 富士写真フイルム(株)は,デジタルX線画像診断システム「FCR PROFECT CS」,「FCR Speedia CS」の2機種を発売した。「FCR PROFECT CS」は,最高位機種として位置づけられ,マンモグラフィ検診に最適とされている。「FCR Speedia CS」は,従来機種よりコンパクトながら,処理能力,画質,機能を向上させている。

「FCR PROFECT CS」の主な特長

〈独自の高画質読み取り技術でマンモグラフィに対応〉

両面集光読み取り「DUAL Side Reading」,高密度読み取り「50μスキャン」により,高精細画像の高速読み取りが可能。FCR画像・情報コントロールステーション「CR Console」の画像処理ソフトウエア「Image Intelligence」との組み合わせで,マンモグラフィに対応する高画質化を図った。

〈高速処理と4段カセッテセット棚で作業性が向上〉

高精細読み取りで,18cm×24cmサイズを1時間で約80枚の高速処理を実現。フィルム出力,モニタ表示時間も短縮。

〈シンプルな操作性〉

ID登録から画像出力作業までを「CR Console」で行える。
「FCR Speedia CS」の主な特長

〈大角サイズ1時間約120枚で読み取り〉

高速読み取りを実現したほか,フィルム出力,モニタ表示時間を短縮。4段カセッテセット棚,操作表示ランプなど一般撮影処理における作業の効率性,使いやすさを追求した。

〈カセッテをセットするだけのシンプルなワークフロー〉

ID登録から画像出力作業までを「CR Console」で行い,装置には撮影ずみカセッテを挿入するだけでよい。

〈「CR Console」との組み合わせで高画質画像処理を実現〉

「CR Console」搭載の「Image Intelligence」技術により高画質化。「ノイズ抑制処理」などのオプションも用意した。