日立メディコ、
FPD搭載アームレス型
透視撮影システム
「CONCORD」を発売

(2004/3/4)


価格
  2億3100万円(税込み)
(株)日立メディコ
TEL 04-7131-4163
http://www.hitachi-medical.co.jp

 (株)日立メディコは,FPDを搭載した天井走行式アームレス型透視撮影システム「CONCORD(コンコード)」を発売した。FPD搭載X線装置シリーズの4機種目。立位ブッキー装置と組み合わせれば,一般撮影にも使用できるという。初年度20台の販売を予定している。

「CONCORD」の主な特長

〈広いワーキングスペース〉

支柱のない天井走行式を採用しているため,X線管球と寝台が分離・独立。これにより,広いワーキングスペースを確保するだけでなく,多方向からの撮影や患者の両サイドでの施術を可能にしている。

〈最低天板高62cm〉

寝台の天板高が床面から最低で62cmと低く,小児でも天板への乗降が容易。術者に合わせた高さで施術できる。

〈広範囲撮影〉

約40cm×30cmの大視野FPDの搭載で,腎臓,膀胱,尿道を1画像に表示できるなど,歪みのない広範囲撮影を実現している。

〈高い画像処理技術〉

撮影部位に応じて最適な表示階調を自動設定する機能や,高濃度部分の視認性を高める機能,最良の透視・撮影条件を設定する機能などを搭載している。

〈データのリアルタイム保存〉

画像データは,大容量72GBの高速磁気ディスクにリアルタイムで記録。DVD-RAM(9.4GB)で保存,管理する。

〈迅速な画像検索〉

過去画像との比較を行うときなどは4種類のキー(氏名,ID,年月日,撮影部位)を使い,迅速かつ簡単に検索できる。