テルモ、
病変部の通過性に優れた
PTCAカテーテル
「RX]1」を発売
(2003/3/6)


■ 21万8000円/本(保険償還価格)
■ テルモ(株)
■ 広報室:小川
■ TEL 03-3374-8266
■ FAX 03-3374-8399
http://www.terumo.co.jp




 テルモ(株)は,心臓冠動脈の狭窄や閉塞によって起こる狭心症,心筋梗塞などの治療に用いる,PTCA(経皮的冠動脈形成術)カテーテル「RX-1」を3月6日から発売した。新製品の愛称は「Ryujin」で,2003年度の売上目標は1万2000本としている。
 同製品は,カテーテル先端部にらせん状の溝加工を施したことで,すばやく目的部位に到達できる。また,血管が詰まった病変部の通過性も向上。柔軟性を保ちながら押し進む強さを備えているという。
 現在,日本では,1000以上の医療施設で,年間約15万症例のPTCAが行われている。PTCAの適用症例のうち,細く曲がりくねった血管や,血管が完全に閉塞した症例では,PTCAカテーテルを目的部位に到達させるのに時間を要し,複数本使用しなければならないこともあった。
 同社では,PTCAが難しいとされてるこのような症例においても,「RX-1」を使用すればスムーズなPTCAが行えるとしている。

「RX-1」の主な特長
〈カテーテル先端部にらせん状の溝加工〉
  • 特徴 
    目的部位への到達や血管が詰まった病変部の通過をスムーズにするため,カテーテル先端部にらせん状の溝加工を採用した。これにより,柔軟性を保ちながら,押し進む強さを持った構造となっている。

〈バルーン径の細径化〉
  • 特徴 
    これまでの1.5mmだったバルーン径を1.25mmに細径化。さまざまな症例や手技に対応できる。

〈カテーテル先端部に長めの親水性ポリマーをコーティング〉
  • 特徴 
    血液が触れると潤滑性が増す親水性ポリマーをカテーテル先端部に長めにコーティング。これまで困難だった曲がりくねった血管でもスムーズな操作ができるようになる。