日立メディコ、
医事会計と連携する
診療所向け電子カルテ
「i-Clinic」を発売
(2003/8)

 

■ 760万円(標準構成)
■ (株)日立メディコ
■ 広報担当:西田
■ TEL 03-3291-6391
http://www.hitachi-medical.co.jp

 (株)日立メディコは,診療所向け電子カルテ「i-Clinic」を発売した。紙カルテをイメージしたシンプルな画面構成で,効率的な入力作業を実現。同一画面上に情報を配置しており,インフォームド・コンセントも容易になるという。また,医事会計とシームレスに連携させ,カルテの入力データをそのまま医事会計データとして処理できる。同社では,2003年度100台の販売を見込んでいる。

「i-Clinic」の主な特長
〈紙カルテの感覚で入力が可能〉
  • 特徴 
    入力画面は,紙カルテをイメージしたデザインを採用し,画面を切り替えることなく操作できる。また,液晶ペンタブレットにより紙に記入する感覚で入力が可能。

〈繰り返し入力を解消〉
  • 特徴 
    DO入力,セット入力,プルダウンメニューなどにより,同じ内容を繰り返し入力する必要がない。

〈インフォームド・コンセントに役立つ情報提供機能〉
  • 特徴 
    投薬履歴と検査結果をグラフ表示し,治療効果を視覚的に把握。画像検査では正常画像と比較表示し,わかりやすく情報を提供できる。

〈定型書類のフォーマットを用意〉
  • 特徴 
    院内指示箋,診療情報提供書などの定型書類のフォーマットを用意。すばやくきれいに文書を作成することが可能。

〈マイ電子カルテ機能を搭載〉
  • 特徴 
    診療結果をメモリースティックなどのメディアに保存。患者が自宅のパソコンで閲覧できる。また,患者が血圧データを入力し,自己管理結果と診療所の治療との連携指導も可能。

〈正確,迅速な会計処理〉
  • 特徴 
    カルテの情報をそのまま医事会計データとして処理。指導料などの加算は医事会計端末が自動的に算定する。オプションでレセプト電算処理システムにも対応している。