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東芝メディカルシステムズ（株）は，住友電気工業（株）との共同出資により，病院情報システム事業の競争力強化と事業領域拡大のため合弁会社，東芝住電医療情報システムズ（株）を設立する。東芝の病院情報システム事業部門と住友電気工業の出資会社である住友電工システムズ（株）を統合し，2004年4月に営業を開始。医療機関向け情報・通信システムに関するコンサルティングや販売，開発などを行う。病院情報システム事業で国内シェア3位の企業連合が発足する。
両社は合弁会社の設立により，顧客ベースの拡大，商品の相互補完，開発投資の効率化，両社のリソースの有機的統合による新製品投入などを通じて，事業基盤の強化・拡充を図る。また，病診，病病連携などを推進，支援する情報システム・ネットワーク事業への参入も視野に入れているという。
従来から協力関係のある東芝と住友電気工業の豊富なソリューションの提供実績，システム・マネジメント力，ソフトウエアの開発技術力，ネットワークインフラの構築技術力など，両グループの総合力を最大限活用するとしている。
〈新会社の概要〉
・会社名：東芝住電医療情報システムズ株式会社（予定）
・本店所在地：東京都品川区
・営業開始日：2004年4月1日
・資本金：4億8000万円（東芝 55％，住友電気工業 45％）
・2006年度売上目標：約200億円
・従業員数：約190名
・事業内容：
病院情報システムの設計，導入，運用に関するコンサルタント事業 /
病院情報システムの企画，設計， 開発，構築，販売に関する事業 /
病院情報システムの運用，サービスに関する事業 /
LAN工事などの設計，管理，施工
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