ケイ・ジー・ティー、
三次元医用画像処理ソフト
「Real INTAGE BASIC」を
Web上で販売
(2004/3/1)




■ 価格 230万円
(株)ケイ・ジー・ティー 医用営業部
TEL 03-3225-0744
http://www.kgt.co.jp



 (株)ケイ・ジー・ティーは,三次元医用画像処理ソフトウエア「Real INTAGE BASIC」の販売において,新たに(株)中電シーティーアイと日本電子計算(株)と提携し,代理店販売を強化,Web販売も開始する。

【新ソフト「INTAGE Volume Player」の無償ダウンロードを開始】
 ケイ・ジー・ティーは,ボリュームデータを表示するためのレンダラアプリケーション「INTAGE Volume Player」のホームページからの無償ダウンロードサービスを開始した。新製品はAVS/ExpressのFieldファイル形式のボリュームデータファイルを読み込んで,レンダリング結果を表示するソフトウエアで,「Real INTAGE」と同様の高速3D描画性能を持つ。マウスを使用した3D画像の移動,回転,拡大,縮小などの高速操作が可能で,平行投影モード(VR)と透視投影仮想内視鏡モード(VE)の切り替え表示もできる。さらに,ビットマップ出力にも対応しているほか,「Real INTAGE」でセットされたオパシティ情報も読み取るという。

「Real INTAGE BASIC」の主な特長

〈ノートパソコンでも稼働〉

専用のハードディスクを必要としないボリュームレンダリング技術により,ノート型パソコン(対応OS:Windows)でも高画質,高速描画を実現している。

〈単独での利用が対象〉

従来の「Real INTAGE」との違いは,ネットワークを利用したコミュニケーション機能をなくし,DVDなどのメディアを使用したスタンドアロンでの利用を対象としている。

〈低価格〉

医療器械の一部としての画像処理ソフトではなく単体のソフトウエアとして販売する。さらにネットワーク接続,インストール,教育,サポートなどをオプションにすることで,低価格での提供を可能にしている。