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アロカ
汎用超音波診断装置
「プロサウンド® α10」
グレードアップ

(2008/2/7)

●問い合わせ先
アロカ(株)
メディカルシステム営業部
TEL 0422-45-5121
http://www.aloka.co.jp

プロサウンドα10

 アロカ(株)のプロサウンドα10は,ブロードバンドハーモニクス による高感度ハーモニックエコーに加え,従来方式に比べ格段に解像度が高くカラーのはみだしが少ないeFLOW による血流表示機能などが好評で,プレミアム機市場でのベストセラーとなっている。このたびのグレードアップによって,プロサウンドα10はさらに機能が充実した。

●主な特長
〈イメージオプティマイザー〉
 Bモード画像全体の輝度を瞬時に均一化する機能で,検査中に頻繁に画像調整を行う煩わしさを解消し,走査に集中できる。α10のこの機能の特徴は,画一的に輝度を設定してしまうのではなく,ユーザーの好みや対象となるアプリケーションに合うよう,装置内で画像パラメータを常時モニタリングし,過去の調整値を基準とすることで最適な設定を維持している。

〈Multi Slice Imaging (MSI)〉
 3Dボリュームデータの多断面平行表示機能。任意のスライス幅で複数の断層像を観察できる。CTやMRでは馴染み深い表示方法で,組織の構造が理解し易くなる。

〈カラーEFV〉
 EFVは探触子を徐々に移動して画像をつなぎ合わせて行き,広い範囲を一枚の画像として表示する機能で,カラーEFVでは血流のカラー表示を加えることで上肢・下肢等の連続的な血管の走行状態も観察できるようになった。
〈オートドプラアングルコレクション〉
  カラードプラから血流の方向を推定してドプラスペクトルのカーソル角度を自動的に設定する機能で,作業の効率化に寄与する。
〈エッジエンハンス機能〉
 頸動脈の内膜を強調し,IMT計測をより精度良く行える。
〈Flow 3D〉
 従来の組織の3D画像に,カラーで血流の3D画像を加えることができ,2D画像ではわかりにくい複雑な血管構造も理解しやすくなる。

MSI画像例(胎児脳) MSI画像例(胎児脳)