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MRI  MRI

フィリップス
1.5テスラ 超電導磁気共鳴イメージング(MRI)装置を
据付けた米国製トレーラーを国内初導入,
株式会社フリールに納入

(2008/4/22)

●問い合わせ先
(株)フィリップスエレクトロニクスジャパン
お客様窓口
TEL 0120-556-494
http://www.medical.philips.com/jp

 

 (株)フィリップス エレクトロニクス ジャパンは,1.5テスラ 磁気共鳴イメージング(MRI)装置を米国の特殊トラックメーカー Oshkosh Specialty Vehicle(オシュコシュ・スペシャルティー・ビークル)社で設計,製造した日本仕様の大型トレーラーに据付,国内に初めて導入した。

  国内でも会社の定期健診などでエックス線機器を大型のバスに搭載しての巡回は良く行われている。しかし,MRI,特に大学病院や大病院で一般的な高磁場1.5テスラMRIのような高額医用機器は高額なためにいくつかの病院と共同利用したいという要望がある。今回,国内初でメディカルモバイルサービスを事業化している(株)フリール(東京都新宿区,代表取締役社長 平川 雅之)より同社1.5テスラMRIを搭載したトレーラーを昨年3台受注し,この度,その1号機を納入する。

  国内の道路で1.5テスラMRI搭載のトレーラーを走らせるには道路交通法で規定されている最大重量(26トン),大きさ(幅 2.5m X長さ 12m X高さ 3.8m)以下にする必要がある。また,超電導磁石は1.5テスラと言う高磁場をトレーラー移動時も含め常時発生しており,また,磁石は狭いトレーラー内に設置しているため,超電導磁石自身の磁気シールドでは5ガウスの漏洩磁場はトレーラーの外側にまで及ぶ。この漏洩磁場をトレーラー内に封じ込めるためにトレーラーに特殊な磁気シールドをMRIで必要な電波シールドと共に施している。フィリップス製の1.5テスラ超電導磁石は2.9トンと軽量で,アクティブシールドによる漏洩磁場も小さいため,この特殊なトレーラーに同社1.5テスラ MRIを搭載して道路交通法の定める最大重量,大きさ以下に納まり,国内の道路での移動も可能になっている。もちろん,超電導磁石もトレーラー移動時の振動に対して耐震性が強化されている。

  米国ではエックス線CT,MRI等を多数,トレーラーに搭載し病院間で共同利用している事例が多くあり,そのトップメーカーであり,フィリップス・オランダ工場も認定して米国で長年,同社のMRI用のトレーラーを設計,製造しているのがOshkosh Specialty Vehicle社で1,000台を超える可搬式,可動式のMRI用のトレーラーを設計,製造行っている。今回,このような道路交通法による厳しい条件を満たす特殊なトレーラーの設計,製作を,同社ではOshkosh Specialty Vehicle社で行い,MRIの据付も米国で行い船により国内に輸送した。