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ナナオ
手術室向け大型モニターソリューション
RadiForce LS560W/LX560W 新発売

(2009/3/31)

●問い合わせ先
(株)ナナオ 営業1部 メディカル課
TEL:03-5715-2014(代) FAX:03-3458-7001
http://radiforce.com/jp/

RadiForce LS560W

手術室

 (株)ナナオは,手術室向け大型モニターソリューション製品 EIZO RadiForce LS560W (56型カラー液晶モニター,オープン価格)と LX560W(LS560W と信号配信マネージャーLMM 56800のセット)を2009年7月1日より発売する。

 RadiForce LS560W は,対角56インチの大画面に高解像度8メガピクセル(3840×2160=829万画素)の情報表示を可能にする,手術室内での使用を主に想定した大型モニター。手術室において様々な医用画像を表示するには,通常は複数のモニターを並べ,それぞれの画面に映像を表示している。これに対しRadiForce LS560Wは,その画面サイズと解像度により,従来のモニター約6台分の表示情報量を一つの画面に集約する。RadiForce LS560Wを利用することにより,複数モニター設置時の問題点である,各モニター画面の色味など表示の違いがなくなると共に,各モニター間の額縁が存在しないことにより視認性が高まるため,作業効率の向上が期待できる。

 RadiForce LX560W は,大型モニターLS560W に信号配信マネージャーLMM 56800を同梱したもので,24もの異なる入力信号の収集,管理,操作,表示に対応可能な大型モニターソリューション。この信号配信マネージャーを使用することで,モニター画面上の画像表示位置や表示サイズは信号ごとにユーザーが任意で設定可能となる。手術室など,さまざまな撮影装置からの画像や映像などの情報を同時に観察,比較する必要が生じる環境で,煩雑になりがちな画像操作作業の簡素化,効率化を推進する。

●主な特長

  • 上下左右176°の広視野角,コントラスト比1200:1,輝度450 cd/m2の液晶パネル採用
  • 医療現場の表示階調規格DICOM Part 14 に準拠した表示が可能
  • 安定した輝度で明るい画像を映し出す調光機能
  • 輝度均一性を向上させるDigital Uniformity Equalizer(DUE)機能
  • 衝撃やキズなどからモニター表面を守る保護パネル付き
  • 各種医療規格,安全規格に対応
  • その他さまざまなモニターケーブルやアダプタを準備(オプション)

【2009 国際医用画像総合展 (ITEM 2009)】
同社ブースでは,今回発表の製品の他,最新のメディカルモニターソリューションを紹介する。
●会期:2009年4月17日(金)〜19日(日)
●会場:パシフィコ横浜 展示ホールA・B・C・D
●同社ブース:109