INNERVISION


「Senographe DS」
現在,全世界で約30台が稼働。2003年11月に欧州で,2004年2月には米国で販売が開始され,臨床的有用性が高く評価されている。販売価格は1億円で,初年度10台の販売を目指すという。

 


難波 清 氏
(ブレストピアなんば病院
理事長/院長)


営業戦略を発表した吉井雅崇氏
(GE横河メディカルシステム
(株) 常務取締役営業本部長)


GEのマンモグラフィの
歴史を紹介した日野 博文 氏
(GE横河メディカルシステム
(株)X線営業部部長)


ヨーロッパにおけるシェアにつ
いて述べたDavid Caumartin 氏
(GEヘルスケアテクノロジー
X線撮影装置インターナショナル・
セールス&マーケティング担当
マネージャー)


GEYMS,バイオプシー検査機能搭載
デジタルマンモグラフィ
「Senographe DS」を発表

 

 GE横河メディカルシステム(株)は7月6日(火),ホテルニューオータニ(東京)で記者発表を行い,日本で初めて,バイオプシー(穿刺)検査機能を持つフラットパネル搭載デジタルマンモグラフィ「Senographe DS(セノグラフ・ディーエス)」の発売を開始したと発表した。
 「Senographe DS」の「DS」には,フランス語の「Deesse」すなわち「女神」の意味が込められ,患者だけでなく使用者にも優しいデザイン設計を採用。患者さんから目をそらさずに操作できるそれぞれ異なったデザインの操作ボタンや,対照的な斜入角度での撮影を容易にする撮影角度記憶機能など,高い操作性を実現している。
 従来のアナログマンモグラフィでのバイオプシー検査では,針を刺す位置を決める際に異なる角度で数回撮影し,出力したフィルムを見比べる必要があった。しかし,位置決めの難しさや出力時間などにより,1度の検査で40分ほどかかり,患者さんには大きな負担であった。「Senographe DS」では,撮影後15秒以内でモニタ上で画像確認ができるため,短時間での位置決めが可能となり,所要時間も従来の半分の20分まで短縮。X線の照射量も最低限に抑制される。
 さらに,19cm×23cmのフラットパネルを搭載した「Senographe DS」は,バイオプシー検査が可能な範囲が14cm×8cmと,CCDを使用した従来のアナログ装置(最大で6cm×6cm)と比べ,広範囲の撮影を可能にしている。また,X線管内の陽極の材料には,平均的な乳房に適したモリブデンに,高いエネルギーを発生するロジウム陽極を組み合わせた二重陽極を採用。加えて,乳腺密度なども加味して最適な撮影条件を決定することにより,低被ばくと高精細画像を両立させている。
 最後に,日本の乳がん検診・診断について述べた難波清氏(ブレストピアなんば病院理事長兼院長)が,「フィルム管理や読影の難しさ,侵襲性が高いなど,従来のマンモ検査の問題点はデジタル化によって解決される」と,デジタルマンモグラフィの高い信頼性について解説。その上で,CADとの連携について言及し,石灰化を100%検出し,見落としや効率化,精度の飛躍的な向上が図れるとし,「Senographe DS」に対する期待を述べた。

 

●問い合わせ先
GE横河メディカルシステム(株)広報グループ:松井
TEL 042-585-9249
http://www.gemedical.co.jp/