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取材報告

2010
ギブン・イメージング
本社に製品の展示スペースを開設し,1月に就任した今江博之社長が会見


今江雅之氏
今江博之氏

カゼム・サマンダリ氏
カゼム・サマンダリ氏

カプセル内視鏡の歴史と製品を紹介した展示コーナー
カプセル内視鏡の歴史と
製品を紹介した展示コーナー

  ギブン・イメージング(株)は,日本オフィス(東京都千代田区麹町)の玄関スペースを改装し,カプセル内視鏡の歴史と国内外で展開する最新製品ラインナップを紹介する展示スペースを開設した。それにあわせて,2010年1月に取締役社長に就任した今江博之氏とアジア・パシフィックの責任者であるカゼム・サマンダリ氏が,カプセル内視鏡の現状と今後の販売戦略に関する会見を行った。

  会見で今江氏は,日本法人が設立された2002年から2009年までを“第1ステージ”として,この間にカプセル内視鏡の日本での薬事承認と保険適用を進め,日本での普及の道筋をつけたことを紹介。それを受けて2010年からの3年間を“第2ステージ”と位置づけ,事業目標として,ドクターへの継続的なアプローチ,営業スタッフの増員など販売体制の強化,新製品の薬事承認の準備と取得,社内組織・体制の確立を挙げた。

  今江氏は1960年生まれの50歳で,2005年にテサテープ(株)の代表取締役社長を務めたあと,ギブン・イメージングに移籍した。異業種から医療業界にチャレンジすることについて今江氏は「もっと人に直接的に貢献する事業に取り組みたいと考えていたが,カプセル内視鏡は製品の普及が直接人助けにつながる。その機会をもっと早く多くの人に届けられるように,組織体制を含めて強化していくことが私のミッションだ」と述べた。

  日本を含めたアジア・パシフィックを統括するサマンダリ氏は,ギブン・イメージングの製品開発の歴史と,現在の世界での販売戦略を紹介した。サマンダリ氏は,これからの製品開発の方向性としてヨーロッパで10のパートナーと進めているコンソーシアム「The NEMO Project」を取り上げ,体外からのリモートコントロール,ドラッグ・デリバリーやバーチャル・バイオプシーなどカプセル内視鏡の可能性を示した。

  大腸用のカプセル内視鏡「PillCam COLON 2」は,イスラエル,ヨーロッパ,アメリカで臨床試験が行われており,日本では年内に承認に向けた治験がスタートする予定とのことだ。

  本社に設けられた展示コーナーでは,開発初期のカプセル内視鏡から「PillCam SB 2」までの歴代のカプセル内視鏡のほか,海外で展開している食道用「PillCam ESO 2」,大腸用「PillCam COLON 2」など,全ラインナップを紹介している。


●問い合わせ先
ギブン・イメージング(株)
TEL 03-5214-0571
www.givenimaging.co.jp