2006 国際医用画像総合展

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テレリコン・インコーポレイテッド この企業のHPへ ITEM特集トップへ
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テラリコン・インコーポレイテッド

テラリコン・インコーポレイテッド

 
Powering the Medical Innovation 〜各製品のパワーを統合し,性能をアピール

杉田純一
AquariusNETマーケティングマネージャー
杉田純一 AquariusNETマーケティングマネージャー
展示のテーマは「Powering the Medical Innovation」,つまり,テラリコン社のワークステーション,3Dサーバ,NASサーバ,そのほかCTや超音波装置に組み込まれているボード・プロセッサなど,革新的な各製品の能力を統合し,性能をアピールするような展示となっています。今年からは,より強化された各製品の機能をトータルでご覧いただける一般コーナーと,じっくりと製品のデモをご覧いただけるVIPコーナーに分け,ご来場の皆さまが本当に必要とされている情報をご提供できたのではないかと思います。また,正面の大きなスクリーンでは,実績が急拡大している「Aquarius」製品の有用性について,実際に導入されているユーザー様4施設へのインタビューをご覧いただいております。生の評価をお聞きいただくことで,「Aquarius」製品の有用性を,より深くご理解いただけるのではないかと思います。(4月7日取材)
●AquariusNET Server
AquariusNET Server
大量のボリュームデータを高速に処理し,院内外に3D画像を配信する「AquariusNET Server」。今回バージョンアップした「AquariusNET Server」は,複数クライアントによる2D/3D/4D画像の高速表示が可能なだけでなく,PETとCTのフュージョン機能強化や血管計測,骨はずしなどの機能が新たに追加された。例えば,230枚程度の心臓のMSCTのボリュームデータも,約5秒で骨はずし3D表示できる。そのほか,血管径や狭窄率の測定など,従来はワークステーションで行っていた処理が3Dサーバの各端末上で行えるため,放射線科や循環器科の医師も,各自の汎用PCで手軽に血管処理が行える。さらに,ある程度ルーチン化している検査については,サーバやワークステーションにDICOMデータが届くと同時に画像処理解析が行われる「自動前処理機能」(Advanced Processing機能)も開発中で,画像表示時間の大幅な短縮による業務の効率化に貢献できるという。

●AquariusNAS Server
「AquariusNAS Server」 上西龍二郎 サーバー製品部門技術開発グループマネージャー
「AquariusNAS Server」(新製品)は,速い,堅牢,ローコスト,そして,拡張性を併せ持つこれからのストレージソリューションです。NAS Serverとは,ネットワークに直接接続して使用するファイルサーバ専用機です。Windows標準のCIFSやUNIX/Linux標準のNFS,Mac標準のApple Talkなど,多数のファイルシステムに対応できるため,既存システム環境への導入や追加が容易で,異なるOSの複数のサーバとのデータ共有も簡単に行えるため,院内でのさまざまな運用に対応できるということで製品化しました。まずは“速い”という点ですが,AquariusNETをご利用の施設に導入していただくと,ハードディスク代わりのNASとして使えるだけでなく,内蔵されているハードディスクよりも1.2〜2倍以上高速に運用していただけます。「堅牢」というのは,世界で数百サイトの実績を持つDICOMエンジンを搭載し,国内でもすでに10サイトほど導入していただいていますが,接続時のトラブルはまだゼロです。また,「ローコスト」というところでは,この高機能さでこの価格,というのを実現しています。是非弊社営業にお問い合わせ下さい。「拡張性」については,導入当初は2TBのデータ容量から運用を開始し,70TBまで拡張できます。ブース内でもデモを行っていますが,電子カルテの端末と連携して,さまざまな検査の予約情報のやりとりから読影依頼までを行うワークフローサーバ機能などもありますので,すでに検査数が限界と思われている施設でも,検査サイクルを短くできるという特長があります。
(上西龍二郎 サーバー製品部門技術開発グループマネージャー)

●AquariusNET Station
「AquariusNET Station」 清水 聡 Aquarius WSマーケティングマネージャー

AquariusNET Station
画像配信サーバ機能を搭載したワークステーション「AquariusNET Station」は,本体ビューワではMSCT画像が1536枚,クライアントビューワでも1800スライスまで,オリジナルスライスのまま同時表示できます。しかも,本体とクライアントで同時に処理できます。また,心機能の場合は,理論上は10240スライスまで処理できるなど,大量のボリュームデータを一括で処理できるというのが特長です。また,心臓の冠動脈ソフトプラークの解析機能や,心臓の動きを観察するためのカテビューと同じアングルで画像が見られる機能が新たに追加されました。その上で,これまではバラバラにつくられていた狭窄率,ソフトプラークの評価,カルシウムスコアの3種類のレポートを統合するカーディアック統合レポート機能が新たに追加され,これまで以上に便利になりました。さらに,腹部の血管の自動抽出機能に加え,頭頸部の自動骨抜き機能も追加されています。
(清水 聡 Aquarius WSマーケティングマネージャー 写真上)

●Technical
「VolumePro1000」は,非常に大規模なボリュームレンダリングを高品質かつリアルタイムに高速に行うハードウエアのシングルボードコンピュータです。「Aquarius製品」に搭載されているほか,さまざまなモダリティメーカーにもOEMとしてご採用いただいています。ボード上に最大4GBのメモリを搭載でき,1つのPC筐体に複数のボードを搭載できるため、拡張性に優れています。
「XTrillion 3.0」は,ベクトル演算に特化した計算プロセッサです。主な用途としては,例えばCT装置の画像再構成を非常に高速に行うエンジンとして採用いただいています。今回、XTrillionを採用しているメーカーの製品も合わせて展示しています。「VolumePro1000」と組み合わせることで,最速のビジュアライゼーション環境がご提供できます。
(村上紀光 Volume Proビジネスマネージャー)
「VolumePro1000」 村上紀光 Volume Proビジネスマネージャー

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