2006 国際医用画像総合展

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ブースリポート
富士フイルムメディカル この企業のHPへ ITEM特集トップへ

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富士フイルムメディカル

 
Intelligent Diagnostic Solutionsをテーマに大規模病院から診療所までをカバーする製品を展示

湯野川 孝
執行役員営業本部営業技術部部長
湯野川 孝 執行役員営業本部営業技術部部長
今回は、製品カテゴリーごとに3つに分けて構成しました。その1つがPACS「SYNAPSE」です。また、ブースの中央では、FCR、ドライイメージャの新製品、ネットワーク医用サービスなど、診療所向けソリューションを展示。もう1つの柱として、デジタルマンモグラフィのコーナーを設けました。

SYNAPSEは、大規模病院向けエンタープライス版から中規模病院向けのSYNAPSE EX、小規模病院向けのSYNAPSE Liteを用意しており、お客様のニーズに幅広く対応できます。また、診療所向けのソリューションとしては、コンパクト設計の「FCR CAPSULA SYSTEM」、検査件数が多い施設向けの「FCR XL-1」を新製品として出展しました。デジタルマンモグラフィでは、モニタ診断と組み合わせた運用をご提案しています。このほかにも、低線量撮影が可能なDRシステム「FUJIFILM DR PRELIO U」を発表しました。DRシステムについては、今後もラインナップを拡充していく予定です。

当社では、病院はもちろん、今後市場が広がる診療所向け製品にも力を入れて、病診連携など地域医療連携をサポートする製品の提供をめざします。
(4月7日取材)
●SYNAPSE
SYNAPSE
「SYNAPSE」は、北米、日本、ヨーロッパ市場で展開しており、日本国内では約260の施設で稼働している。米国では空軍病院でも採用しており、各病院がネットワーク化され、施設間でSYNAPSEを活用した連携が行われている。このことからもわかるとおり、地域医療連携の場面において、運用しやすいPACSであることが特長だ。また、診療所向けのネットワーク医用サービス「C@Rna(カルナ)」との連携も進めている。

●FCR CAPSULA SYSTEM
コンパクト設計が最大の特長である「FCR CAPSULA SYSTEM」。CAPSULAとは、ラテン語でカプセルの意。IPカセッテを垂直に充填するなどして小型化を図り、規模の小さな診療所やX線検査件数の少ない施設でも導入しやすくした。また、撮影指示、確認、画像処理を行う「FCR CAPSULA VIEW」を、診察室にある医師の机の上に設置して、医師自らが操作することもでき、患者へのインフォームド・コンセントも可能な「NEXT Style」のワークフローを提供する。「C@Rna(カルナ)」に接続することで、読影支援などのサービスを受けることも可能である。 FCR CAPSULA SYSTEM

●ドライイメージャ
ドライイメージャ「DRYPIX 2000」

ドライイメージャ「DRYPIX 2000」は、コンパクトながら、半切、B4、六ツ切に対応。「FCR CAPSULA SYSTEM」の出力装置として最適な製品である。また、モダリティ画像の出力機、検診車に搭載するといった用途にも使用できる。


●FCR XL-1
従来の「FCR PICO SYSTEM」の後継機として、「FCR PICO XL」をラインナップした。読取装置の「FCR XL-1」は、IPカセッテを垂直充填方式にしたことで、従来機より設置面積を20%、体積、重量を40%減らしている。診療所では、制御装置の「XG-1 Console」と組み合わせて使用する。「FCR CAPSULA SYSTEM」よりも高速処理できるので、整形外科など検査件数の多い施設を対象としている。また、電子カルテ、超音波、内視鏡、心電図などのシステム、装置との連携し、IT化を進める診療所にとって最適な製品となっている。 FCR XL-1

●デジタルマンモグラフィ
デジタルマンモグラフィ
デジタルマンモグラフィに実績のある「FCR RPOFECT CS」をメインに展示。今後、モニタ診断が増えていくことを踏まえ、高精細モニタも合わせて展示した。同社のデジタルマンモグラフィは約1000施設が導入しており、120以上の施設が、同社の装置を使用してマンモグラフィ検診精度管理中央委員会の認定を受けている。

●FUJIFILM DR PRELIO U
FCRでイメージング市場を築いた同社が新たに発表したのがDR装置「FUJIFILM DR PRELIO U」である。新開発のセンサー「Focused Phosphor Plate-200」によりX線検出効率が従来の約2倍に向上し、低被曝での撮影が可能となっている。さらに「HD ラインスキャンテクノロジ」によって、100ミクロンの高密度読み取り画質と約240枚/時の連続処理、最短10秒の連続撮影を可能とした。またフィルム出力も約80秒後には完了するなど高速処理を実現している。 FUJIFILM DR PRELIO U

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