2006 国際医用画像総合展

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コニカミノルタエムジー

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NEOVISTAを中心としたソリューションと好評のPCMシステムを紹介

青野一大さん
(メディカルイメージング営業本部
営業部画像情報グループ)
青野一大さん (メディカルイメージング営業本部 営業部画像情報グループ)
病院向けのソリューションとして,「NEOVISTA I-PACS」シリーズをご紹介しているほか,その診療所向けシステムを展示しています。I-PACSシリーズは,2005年に発表以来,すでに約20施設で導入され,好評をいただいています。また,今回は,PACSやRISだけでなく,オーダどおりの画像データが作成されているかを確認する検像システム「NEOVISTA I-PACS QA」を新たに出展しました。こうしたNEOVISTAシリーズやREGIUSのほとんどが,医療情報の標準化のガイドラインであるIHE-Jに対応しています。コニカミノルタでは,いち早くこのIHE-Jに対応したシステム開発に取り組んできました。実際に埼玉医科大学総合医療センター,岡崎市民病院では,IHE-Jに基づいたシステムが構築され,I-PACSなどが稼働しています。

このほか,2005年2月に発表した世界初の位相コントラスト技術を採用したデジタルマンモグラフィ「PCMシステム」も出展しました。すでに多くの施設で稼働しており,新たにバイオプシーに対応するなど進化しています。マンモグラフィについては,平成18年度診療報酬改定で加算されたことなどもあり,今後も伸びていくものと期待しています。 (4月7日取材)
●NEOVISTA I-PACS
NEOVISTA I-PACS
「NEOVISTA I-PACS」シリーズは,小規模病院から大規模病院まで,導入目的や予算に応じてシステムを構築することが可能。オプションで,VPNによる遠隔読影にも対応する。また,新たに整形外科向け,3D作成,マンモグラフィ用のアプリケーションソフトウエアをオプションで用意しており,院内の各診療科のニーズに応えることができる。また,レポートシステムがビューワと統合しているのも特長。PACSとレポートシステムを別々に導入するよりも信頼性・安定性が高い。

●NEOVISTA I-PACS EX
クリニック向けのPACS「NEOVISTA I-PACS EX」は,病院向けシステムと同等の機能を持ちながら,ハードウエアをパソコンベースにすることで,低コストで導入できる。オプションで読影用の2〜3Mの高精細液晶モニタと組み合わせることが可能。また,本体のモニタを参照用として使用してもよい。放射線部門の画像以外にも,超音波や内視鏡,眼底カメラ,病理,心電図などのデータも扱える。画面のレイアウトも医師が使用しやすいようカスタマイズすることができ,診療スタイルに沿った運用を実現する。
NEOVISTA I-PACS EX

●NEOVISTA I-PACS QA
NEOVISTA I-PACS QA
フィルムレス運用の場合,撮影データはすぐにPACSサーバに保存されてしまうため,データを見ない限りオーダどおりの画像になっているかが確認できない。それをPACSに保存する前に自動的にチェックする検像システムが「NEOVISTA I-PACS QA」である。CR以外にもCT,MRIなどのモダリティのデータをチェックできる。IHE-Jに対応しているので,I-PACSシリーズだけでなく,他のPACSとも接続が可能である。

●IHE-Jソリューション
早くからIHE-Jへの対応に取り組んできただけに,マルチベンダー環境において,同社の製品は高い信頼性を発揮する。IHE-Jソリューションのコーナーでは,撮影室での運用モデルとして,CR「REGIUS」とRIS「NEOVESTA S-RIS」との連携を展示した。
IHE-Jソリューション

●PCMシステム
PCMシステム
「PCMシステム」は,発売から1年が経過し,これまで100施設近くが導入するなど,ハイペースで普及している。位相コントラスト技術による高精細な画質が高く評価された結果と言える。展示では,「NEOVESTA I-PACS」も含んだトータルなデジタルマンモグラフィシステムとして来場者にPRしていた。

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