2007 国際医用画像総合展

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2006

 
あらゆる場面で3D画像の価値を最大限に高める3Dソフトウエア製品を提供

木村敏彦さん
ビュジュアリゼーション事業部/営業部 営業第2グループ
木村敏彦さん ビュジュアリゼーション事業部/営業部 営業第2グループ

病院向けから研究用にも対応可能なものまで,幅広いニーズに応える製品づくりを行っているケー・ジー・ティーでは,主力製品であるDICOM三次元画像処理ビューワ「Real INTAGE」を中心に展示を行っています。Real INTAGEでは,ライセンスフリーの三次元画像を汎用PCで再生するためのソフトウエア「INTAGE Volume Player」を併せてお使いいただくのですが,今回は内視鏡画像の参照機能などをより充実させた「INTAGE Volume Player 5」を新たにリリースしました。 また,これまでにない新製品として,内臓脂肪計測ソフトウエア「Slim Vision」が登場しています。従来は,DICOM画像を3D化するためのソフトウエア開発をメインで行ってきましたが,クリニックなどからの要望にお応えして,非常に簡単に内臓脂肪計測が行えるソフトウエアを開発しました。

(4月14日取材)

●Real INTAGE,INTAGE Volume Player 5(IVP 5)
より機能が充実した三次元画像処理ビューワ&再生用ソフトウエア
Real INTAGE,INTAGE Volume Player 5(IVP 5)
DICOM三次元画像処理ビューワ「Real INTAGE」は,インテル社が提供するCPUのSIMD命令を活用したレンダリングエンジンを搭載。CPUの演算機能にダイレクトにアクセスすることで,特殊なハードウエアがなくても高速にボリュームレンダリング像が作成できる。また,CPUの進歩に合わせて画像処理能力が向上するため,今後もさらなる能力の向上が期待される。平行投影時から内視鏡観察の移行にあたっては,画像を再読み込みすることなく,ワンクリックで高速に仮想内視鏡モードへと切り替えられ,画質についてもユーザから高い評価を得ている。
Real INTAGEはスタンドアローンタイプで,通常は放射線科などに設置して運用するが,三次元画像を汎用PCで再生するためのライセンスフリーのソフトウエア「INTAGE Volume Player 5」を手元の汎用PCにインストールすれば,USBメモリやCD-RにコピーしたReal INTAGEで処理ずみの画像を,場所を選ばず自由に参照することができる。前後,左右,斜めといった任意の角度から2D/3D画像が参照できるほか,拡大・縮小,移動・回転,画面キャプチャ,距離測定,カラーマップ設定なども可能だ。また,IVP 5では,従来よりも内視鏡像の参照機能が強化されており,内視鏡の位置が三次元画像上でリアルタイムにモニタできるほか,観察者の視点などもわかるようになった。さらに,大腸内視鏡像を参照する際に,観察者がマウスで画像をスクロールしなくても,3つのポイントを指定しただけで観察ルートを自動で表示してくれる「キーフレームアニメーション」機能や,内視鏡モードに切り替えることなく,大腸の外観観察から内側の観察へと自由に視点を変えられる機能なども搭載されている。IVP 5は,同社のホームページからダウンロードできる。

●Slim Vision
メタボリックシンドローム対策に有効な内臓脂肪計測ソフトウエア
Slim Vision
クリニックなどのニーズに応えて開発された新製品,内臓脂肪計測ソフトウエア「Slim Vision」が注目を集めた。CTで撮影したデータを読み込んで実行ボタンを押すだけで,自動的に内臓脂肪の領域が色分けされてモニタ上に表示される。身長,体重などの一部を除いた基本的な患者情報は,DICOMデータから自動的に反映され,1人あたり1分程度で印刷出力まで行うことができる。BMIの自動計算や手動で脂肪分離の編集を行うことも可能だ。

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