2007 国際医用画像総合展

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リアルビジョン

 
コストパフォーマンスが高く高品質な製品を提供しPACS導入を支援

長谷川峰司 取締役営業本部長
長谷川峰司 取締役営業本部長

ITEMでは、3種類の製品を展示しています。一般向けのPCモニタを低コストで医療画像モニタに迫るクオリティにする「FVT」シリーズ、コストパフォーマンスに優れたグラフィックスボード「VREngine/XMD」シリーズ、そして、モニタ管理ソフトの「Lumical」シリーズです。 従来、PACSは大学病院や大規模病院での導入が進んできましたが、今後はその裾野が広がり、中小規模の病院への導入が進むと思います。しかし、大学病院のような高額なシステムを導入するのは難しく、いかにリーズナブルにシステムを構築するかが求められてくると思います。そのようなユーザー向けに、私どもととしては、低コストで高品質な製品を提供していきたいと考えています。

(4月14日取材)

●医療画像モニタに迫る画質を提供する「FVT」シリーズ

「FVT」シリーズは、Fine View Technologyと呼ばれるリアルビジョンの画質改善技術を用い、PCなどの一般的なIT用モニタを医療画像モニタに匹敵する画質にするパッケージ製品。ボックス型の「FVT200」、またはボード型の「FVT100」をモニタと組み合わせるだけで、通常8bitのIT用モニタが10bitという多階調になり高精細表示が可能になる。これにより参照用モニタとして使用できるようになる。また、「FVT200」の価格が5万円程度と予定されており、IT用モニタとの組み合わせても、医療画像モニタよりも低価格で画像表示環境が構築できる。 「FVT」シリーズは、画質の均一性を調整するユニフォーミティやカラーマネジメント機能も搭載しているほか、工場出荷時にキャリブレーションを行っており、すぐに使用できるようになっている。キャリブレーションについては、同社のソフトウエア「Lumical Advanced」が同梱され、導入後の調整も可能になっている。販売は今年7月ごろを予定している。

医療画像モニタに迫る画質を提供する「FVT」シリーズ

●3M、3面、3D表示に対応するコストパフォーマンスの高いグラフィックスボード
「VREngine/XMD」シリーズ
3M、3面、3D表示に対応するコストパフォーマンスの高いグラフィックスボード 「VREngine/XMD」シリーズ

 コンパクトでコストパフォーマンスに優れたグラフィックスボードである「VREngine/XMD」シリーズは、1〜3M表示まで対応する。なかでも「XMD DUO」は、2枚のPCI Expressボードを使用することで、3面表示が可能になっている。通常、3面表示するためのグラフィクスボードは、5、6万円するが、その半分のコストですむ。画質についても、シャギーノイズが出ないような工夫がされている。また、RoHS、WEEEなどの規制にも対応しており、海外市場での販売も期待されている。PCI Expressボード搭載の機種に更新する際の需要が見込めるという。


●DICOM、DIN、JIRAの規格、ガイドラインに対応したキャリブレーションソフトウエア
「Lumical Advanced」
DICOM、DIN、JIRAの規格、ガイドラインに対応したキャリブレーションソフトウエア 「Lumical Advanced」

キャリブレーションソフトウエアでは、従来の「Lumical」シリーズのアップグレード版となる「Lumical Advanced」が展示された。従来は、DICOMだけの対応だったが、最新版からDINや日本のJIRAが示した「医用画像表示用モニタの品質管理に関するガイドライン」(JESRA X-0093ー2006)にも対応し、カラーマッチング機能を有している。また、ネットワーク上で数百台ものモニタを一括してリモートキャリブレーションを行い、そのレポート化する機能やインターネット経由で結果を確認できる。


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