2007 国際医用画像総合展

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東京特殊電線

 
「i model-Integration of Hardware and Softwar」〜ハードウェアとソフトウェアを癒合したさまざまな製品を提供

松本裕司さん (営業本部情報機器営業部)
松本裕司さん (営業本部情報機器営業部)

今回は,展示台のデザインをS字型にして,明るく,人が入りやすい,オープンなイメージにしました。高性能LCDパネルを搭載した医用画像表示用ディスプレイ「i2」シリーズの新製品を展示しております。5Mのモノクロディスプレイから3M,2Mのカラーディスプレイまで,5種類のラインナップです。i model の「i」は,「Integration of Hardware and Software」からとっており,ハードウェアとソフトウェアを融合したさまざまなソリューションを提供していくことを意味しております。i modelの特長は,輝度安定化システム「λ-Sentinel II(ラムダセンチネル)」を搭載し,フロントセンサーを使って輝度安定化を行うことはもちろん,リモートで自動的に,モニタの状態を読み取ることができます。また,「i2」シリーズは,このフロントセンサーでキャリブレーションを行うことが可能です。また,受入・不変性試験ソフトウェア「QA Medivisor(メディバイザー)」を使ったデモンストレーションも行っております。

(4月13日取材)

●高画質を容易に維持管理できる「i2」シリーズ
ME551i2
5Mのモノクロディスプレイ新製品で,2006年10月から販売開始。デジタルマンモグラフィなど,高度な表示性能が要求される用途に適している。
i2シリーズすべてに搭載されている輝度安定化システム「λ-Sentinel II」により,常に輝度を測り,モニタを一定の明るさに保っている。同じくi2シリーズに搭載されているユニフォーミティ補正回路によって,液晶モニタの性質である輝度ムラを最適に補正し,画面全体の"白の均一性"が,向上している。
ME551i2
ME355i2   ME253i2
ME355i2
 
ME253i2
4月に発売した3Mのモノクロディスプレイ新製品。主に胸部X線画像など,内科・整形外科領域に適している。
 
4月に発売した2Mのモノクロディスプレイ新製品。主にCT・MR画像参照用のモデル。
CCL352i2   CCL252i2
CCL352i2
 
CCL252i2
3Mのカラーディスプレイ。最大輝度600cd/m2(*)。現在開発中で,今年の夏にリリース予定。
(*cd/m2はカンデラ:明るさを表す単位)
 
4月に発売した2Mのカラーディスプレイ新製品。主にCT・MRI画像やカラー表示に適したモデル。

●表示品質の維持管理を総合的にサポートする「Medivisor」シリーズ
「PM Medivisor」は,病院内に設置されている複数のモニタの状態を,ネットワークを通じて1つの場所で管理することができるソフトウェア。i modelのフロントセンサーから受けとる情報で,各モニタの稼働状況を把握し,キャリブレーションのスケジューリングもできる。「QA Medivisor」は,ソフトウェアの示す手順に従って進めるだけで,JESRA X-0093-2005等のガイドラインに沿った受入試験・不変性試験を行うことができる。また,試験結果報告書を出力し,保存することができる。
表示品質の維持管理を総合的にサポートする「Medivisor」シリーズ

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