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【受付】
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(1) 初診の患者さんが来院すると,受付のMedicom-HR(写真右)で頭書登録を行う。患者さんが記入した問診票は,診察券などと合わせてファイルに入れて診察室に届けられる。 |
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【診察室】
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(2) 右側がMedicom-HRのモニタで,左側がPACSのモニタ。初診の患者さんの場合は,問診票の内容を確認して,話を聞きながら,主訴から電子カルテに入力していくことが多い。検査オーダは,指示せんを用いており,問診票などと一緒にファイルに入れて,患者さんの動きに合わせてスタッフ間で受け渡している。PACSのモニタはCRコンソールのモニタとしても使用しており,X線撮影前の患者さん情報の呼び出しを診察室で行うことができる。また,同クリニックはフィルムレス運用のため,患者さんは検査後すぐに診察室でPACSのモニタに表示された画像を見ながら結果説明を受けることが可能である。 |
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【処置室】
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(3) 超音波診断装置(写真左),心電計(写真中央),CR(写真右)を設置している。超音波検査の際には,装置に接続しているID入力端末に患者IDを入力してから検査を行い,静止画をPACSに送信している。また心電図のデータは心電図専用のビューアに送られ,その内容をPACSのモニタに表示することが可能である。 |
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【X線撮影室】
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(4) X線撮影装置を設置。診察室でオーダを出した後,看護師が患者さんをX線撮影室に案内し,撮影の準備ができた段階で杉山院長が患者さんの位置を確認して撮影を行う。撮影したカセッテを処置室にあるCRで読み取り,画像をPACSに送信する。 |
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【Medicom-HR画面】
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カルテ2号紙表示画面。
紙カルテの感覚で参照できる視認性が特長。過去の処方や所見をドラッグ・アンド・ドロップのDo操作で容易に今回のカルテに反映できる。 |
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所見・処方・病名の項目を簡単に選択して入力できるシート形式の入力ツール。杉山院長は,検査のオーダのほか,超音波やX線撮影の所見入力などに活用しており,非常に便利だと評価している。 |
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文書作成画面。カルテに記載してある病名,主訴,所見,オーダ内容などの情報をコピー・アンド・ペーストで貼り付けられるため,杉山院長は,「紹介状,診断書などの各種書類を作成する労力が,手書きの時と比べて格段に軽減された」と話す。 |
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