RSNA2007スペシャル

プレジデントアドレス,オープニングセッション
 

■デジタル時代の放射線医学とは

 例年同様,RSNAは8時30分からアーリー・クラウン・シアターで行われたプレジデントアドレスとオープニングセッションで幕を開けた。
  “Connecting Radiology”という大会テーマを受けて,“The Evolution of the Digital Age and Its Impact on Radiology's Future”というタイトルが掲げられた。
 大会長であるR. Gilbert Jost, M.D.は,プレジデントアドレスのスピーチにおいて,放射線医学におけるデジタル化の歩みを概説した。それに引き続いて行われたオープニングセッションでは,Gerald D. Dodd, III, M.D.がモデレーターを務め,James P. Borgstede, M.D.とPaul J. Chang, M.D.が講演を行った。Borgstede氏の演題は,“With worldwide image distribution, will Radiology became a commodity”。Chang氏の演題は,“Leveraging Infomatics to enhance Radiology Relevance and Value”。
  PACS,RISなどの医療情報システムやCADの登場により,放射線医学にどのような影響があったか,臨床での有用性や,経済的な面,患者のメリットなどについて触れられた上で,今後の技術の方向性などが両名から示された。

プレジデントアドレスの様子
プレジデントアドレスの様子

R. Gilbert Jost, M.D.
R. Gilbert Jost, M.D.

Gerald D. Dodd, III, M.D.
Gerald D. Dodd, III, M.D.

James P. Borgstede, M.D.
James P. Borgstede, M.D.

Paul J. Chang, M.D.
Paul J. Chang, M.D.

 

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