RSNA2007スペシャル

東芝メディカルシステムズ
 

■320列検出器搭載のAquilion ONEが登場

 RSNA2007の事前情報で,最も話題になっていたのが,東芝の256列検出器を搭載した Area Detector CTだった。ところがふたを開けてみると,さらに事前情報を上回る検出器を搭載したAquilion ONEがワールドプレミアとして紹介され,Technical Exhibitsの来場者だけでなく,出展企業関係者の関心を集めた。
 Aquilion ONEというネーミングからも同社の意気込みが感じられるこの新型CTは,Dynamic Volume Detectorと呼ばれる0.5mmのエレメントを持つ320列の検出器を採用している。カバレッジは16cmとなっており,心臓ならば1心拍,脳を1回転で撮影できる。
 すでに日本国内では,藤田保健衛生大学で稼働しているほか,ブリガム・アンド・ウィメンズ病院,ジョンズ・ホプキンス大学など,全世界で5台が導入されている。
 RSNA 2007の初日,2日目にユニオンステーションで行われたセミナーでは,ユーザーであるブリガム・アンド・ウィメンズ病院,ジョンズ・ホプキンス大学からの報告が行われた。今後,RSNA後に日本国内で正式にリリースされる見込み。
 なお,Aquilion ONEをはじめ,同社の他製品については,28日以降,改めて報告する。

関連リンク
*プレスリリース
*Toshiba America Medical Systems



25日夜にユニオンステーションで行われたセミナーでは,藤田保健衛生大学教授の片田和広氏がスピーチした
25日夜にユニオンステーションで行われたセミナーでは,
藤田保健衛生大学教授の片田和広氏がスピーチした
Aquilion ONE
Aquilion ONE

Dynamic Volume Detector
Dynamic Volume Detector
 

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