RSNA2008スペシャル

Totoku/US Electronics(東京特殊電線)
 

■ISDテクノロジーを用いたモニタを来場者にPR

東京特殊電線(TOTOKU)の米国販売代理店となるUSEIでは,ISD(Independent Sub-pixel Drive)技術を搭載した製品をメインに展示していた。

USEI(東京特殊電線)ブース
USEI(東京特殊電線)ブース

昨年のRSNA2007でも参考出品された「MS 51i2」は,すでに米国でも製品として販売開始している。サブピクセルを独立駆動させ解像度を3倍にするISDテクノロジーにより,15Mサブピクセルという高解像度を実現。マンモグラフィ専用モニタとして,日本国内でも高く評価されている。

ヨーロッパでも出荷が始まったMS 51i2
ヨーロッパでも出荷が始まったMS 51i2

ISDを採用したモニタでは,今春のITEM in JRC 2008でも参考出品し,9月に発売した6Mサブピクセルの「MS 21i2」を出品した。2Mピクセルのモニタと並べて設置し,来場者が比較できるようにしている。2Mピクセルの画像よりも導入コストは少し上がるが,3Mピクセル同等の画像が得られるという。同様に9Mサブピクセルの「MS 31i2」を参考出品し,3Mピクセルのモニタと比較して,マンモグラフィ画像を表示し,来場者の反応を確認していた。製品化されれば,低コストでのマンモグラフィ用モニタとして提供できる。

また,フィルムレス化によって,施設内,またはグループ病院などの連携機関内でのモニタの品質管理が重要となってくるが,従来のソフトウエア「PM Medivisor」の機能をLANだけでなく,セキュアなインターネット環境で利用できる新バージョンの「PM Medivisor PRO」のプレゼンテーションを行っていた。ユーザーインターフェイスを改良し,さらに複数の施設間での品質管理を行える。

このほか,高輝度のカラーモニタとして,800cd/m2の3Mモニタ「CCL354i2」と950cd/m2の2Mモニタ「CCL254i2」,参照用モニタとして,「CV241R」,「CV207R」,「CV190R」も紹介していた。

3Mピクセル同等の画像が得られるMS 21i2
3Mピクセル同等の画像が得られるMS 21i2

マンモグラフィ用途も考えられるMS 31i2
マンモグラフィ用途も考えられるMS 31i2

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