RapideyeCore Grande(キヤノンメディカルシステムズ)
大容量データ時代に求められるPACS

2019-2-1

キヤノンメディカルシステムズ

クラウド・地域連携


医療の高度化に伴い,患者さん一人ひとりに対し膨大な情報が得られ,その情報を最大限に診療に生かせる画像情報システムのさらなる性能向上が求められています。2017年4月に登場した超高精細CT「Aquilion Precision」は,従来のCT検査と比べてデータサイズが数十倍にも及ぶため,ストレージ容量の枯渇や,ネットワークやサーバ処理への負担など,さまざまな課題が明らかになっています。「RapideyeCore Grande」は,この課題を解決する最新のソリューションです。

高速画像処理

超高精細CTによる大容量のデータを撮影後速やかに読影医に届けるには,画像の受信から表示にかけてあらゆる点で配慮する必要があります。通信には,膨大なスライス画像をEnhancedデータとして扱うことで,共通な情報として扱われる部分のオーバヘッドをなくすとともに通信回数を減らすことができるため,ネットワークパフォーマンスを大幅に向上し,従来の1/3以下の時間で受信登録することが可能です。また,サーバの画像圧縮処理のプロセスを診療時間外に分散,日中の画像アクセスを優先する設定を設けるほか,データベースへの登録スレッド処理を増やし,大量の検査画像でも並行処理登録が可能となり,受信登録性能を向上しています。これらの画像処理技術の組み合わせが,現場を待たせない高速画像配信環境を実現します。
さらに,シンスライスのデータに関して,例えば「1mm以下かつ500枚以上/シリーズのCT画像は,3か月で自動削除する」といった,期間や対象となる画像データを詳細に設定することが可能です。また,長期間経過した検査は経過日数に応じて画像データを非可逆再圧縮することも可能なため,ストレージの容量を節約した効率的な運用が行えるのも魅力の一つです。
データの交通整理もPACSの重要な要件です。DICOMタグ情報の追加や編集を行い,上述で定義したシンスライス画像データを目的に合わせて,3D WSなどに自動転送や,ユーザごとにシンスライス画像を表示するかどうか(図1)を選択できるなど,ネットワーク上の負荷を抑える制御が可能です。
表示においては,読影フローに沿ってレイアウトを切り替えるリーディングプロトコルをはじめ,MPR処理(図2)がワンクリックで行えるほか,腫瘤範囲の抽出や解析アプリケーション「Vitrea Advanced」との連携など,直感的な操作性で効率的な読影をサポートします。

図1 シンスライス表示(上),シンスライス非表示(下)

図1 シンスライス表示(上),シンスライス非表示(下)

 

図2 MPR onビューワ

図2 MPR onビューワ

 

次世代PACSとしての進化

「画像診断効率の向上」「根拠に基づく医療の提供」「安心安全な医療に貢献」をコンセプトに生まれた次世代型画像管理システムRapideyeCore Grandeは,経営スローガン「Made for Life™」(患者さんのために,あなたのために,そして,ともに歩むために)の下,人々の健やかな生活の実現をめざし続けている医療機器メーカーが提供する大容量画像システムソリューションとして,さらなる医療への貢献をめざして進化を続けます。

 

●問い合わせ先
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 国内営業本部 ヘルスケアIT営業部
〒212-0015 神奈川県川崎市幸区柳町70番1号
TEL 03-6369-2043
URL https://jp.medical.canon

キヤノンメディカルシステムズ

クラウド・地域連携


(ITvision No. 39 / 2019年2月号)
掲載製品の資料請求・お見積もりはこちら
ヘルスケアIT展(医療ITのバーチャル展示会)
    TOP