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国際モダンホスピタルショウ2010

■ 電子カルテからレセプトチェックまで,医療機関の要望に応える日立の製品群をアピール
  −日立メディコ,日立メディカルコンピュータ
[7月14日(水)]

新製品のNV-Light
新製品のNV-Light

  日立メディコでは,6月末に発売した新製品である診療所および中小規模病院向けの画像参照ビューワ「NV-Light」が展示されていた。サーバからアプリケーションを配信し,最大10台までクライアントを追加することが可能である。電子カルテシステムでは,Web型電子カルテシステム「Open-Karte」を展示。接続する端末に専用ソフトウエアをインストール必要がなく,ネットワークに接続しWebブラウザに入っているPCであればOpen-Karteを使用でき,システム拡張時のコストも低く抑えられる。また,医事・放射線・検査・看護・リハビリなど,各部門の業務に対応した機能を搭載しており,各部門の情報の一元管理も可能である。

  日立メディカルコンピュータは,“Digital Clinic”をテーマに製品をアピールした。電子カルテシステムでは,「Hi-SEED」と「Doctor-SEED」を,日立メディコの画像参照ビューワ「NV-Light」と連携させた環境を紹介していた。1台のマウスとキーボードで電子カルテとビューワの操作が可能であるほか,電子カルテからワンクリックでビューワに画像を表示することができるなど,カルテ記入から画像参照までの一連の操作をスムーズに行うことができる。このほか,レセプト院内審査支援システム「ベテラン君コラボ」を紹介していた。エラーチェックだけでなく,指導料・管理料・指導加算などの算定漏れのチェックも行う。画面は従来の紙レセプトと同じ書式を採用。ユーザーが慣れ親しんだ書式でチェック結果を確認することができるように工夫されている。


Open-Karte(左)とWeb画像システム「WeView」
Open-Karte(左)とWeb画像システム「WeView」
  Hi-SEED(左)とNV-Light。Hi-SEEDは,処方のセットなどをユーザーごとにカスタマイズできるSEEDパネルや診療履歴のマーク表示といった機能で快適な作業環境をサポートする。
Hi-SEED(左)とNV-Light。Hi-SEEDは,処方のセットなどをユーザーごとにカスタマイズできるSEEDパネルや診療履歴のマーク表示といった機能で快適な作業環境をサポートする。
 
Doctor-SEED(左)とNV-Light。Doctor-SEEDは,ほとんどの操作をペンタブレットで行うことが可能で,紙カルテに近い感覚でカルテを作成できることが特徴。
Doctor-SEED(左)とNV-Light。Doctor-SEEDは,ほとんどの操作をペンタブレットで行うことが可能で,紙カルテに近い感覚でカルテを作成できることが特徴。
  べてらん君コラボ
べてらん君コラボ

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