ITEM in JRC 2010

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■ 日立メディコ社主催 第8回Pinnacle3 & TomoTherapyユーザー・シンポジウム 開催
Vol.43 [4月10日(土)]

  第8回Pinnacle3 &TomoTherapyユーザー・シンポジウムが4月10日(土)の18時30分から21時まで,パンパシフィック横浜ベイホテル東急B2階クイーンズグランドボールルームにて開催された(日立メディコ主催)。

  日立メディコは2009年2月より,米国TomoTherapy社の高精度放射線治療装置「Hi-ARTシステム TomoTherapy」の専任販売を開始した。TomoTherapyは,患者の周囲を360度回転し,ヘリカルCT技術を応用した方式により,最適な角度からがん細胞を狙って照射する新しいコンセプトの放射線治療装置である。CTイメージガイドおよび高速シャッター機構により,患部への正確な放射線照射が可能となり,正常な細胞へのダメージを極力抑えることができる。

  また,3次元放射線治療計画装置Pinnacle3は,CTシミュレーションと3D計画,IMRTの統合によるトータル治療計画システムである。最新の高精度放射線治療技術である回転IMRTにも対応した先進機能SmartArc(ver.9対応)も加わり,高性能CPUモジュールを搭載した最新プラットフォームSystem810Xの採用により,膨大な量の演算が高速に処理できるようになった。現在、最新のハードSystem810Xと最新のソフト・ver.9へのアップグレードキャンペーン中。

  会場風景
会場風景

  2010年度の診療報酬改定では,IMRTの適応拡大やIGRTの保険適用,高エネルギー放射線治療などの増点など,放射線治療関連の評価が高くなったことから,放射線治療システムの重要性は増す一方である。

  【座長】 塩山善之氏(九州大学病院放射線科)
【講演1】 Pinnacles3 SmartArcによるElekta VMAT治療
芳賀昭弘氏(東京大学東京大学医学部附属病院放射線科放射線治療部門)
【講演2】 IMRT & IGRTの広域展開時代のTomoTherapyの現状と展望
古平 毅氏(愛知県がんセンター中央病院放射線治療部)
【講演3】 Pinnacle3 & TomoTherapyの開発展望
兪  栄氏(日立メディコ核医学治療製品営業本部)

(主催:株式会社日立メディコ


座長:塩山善之氏(九州大学)
座長:塩山善之氏
(九州大学)
芳賀昭弘氏(東京大学)
芳賀昭弘氏
(東京大学)
古平 毅氏(愛知県がんセンター中央病院)
古平 毅氏
(愛知県がんセンター中央病院)
兪 栄氏(日立メディコ)
兪  栄氏
(日立メディコ)

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