ITEM in JRC 2010

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お問い合わせ先:
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
東京都日野市旭ヶ丘4-7-127
TEL 0120-202-021

ブースコンセプト

昨年GE全社で掲げた企業戦略「healthymagination(ヘルシーマジネーション)」。これは世界が抱える2つの大きな問題「環境」と「医療」を全社あげて解決して行こうというものです。「Access」「Quality」「Cost」という3つの重点ポイントを2015年までに15%改善するという目標を掲げ,60億ドルを投資し100以上の新製品,アプリケーションを開発することで,解決して行くというものです。ITEMでのブースではこの企業戦略に合った新製品,最新のアプリケーションを紹介しています。単なる仕様が向上したという製品開発ではなく,地球で抱えている問題を解決するための製品開発という視点での展示になります。


ここが見どころ
●Discovery XR650
GEではフラットパネル検出器(FPD)を自社で開発,製造を行っており,全世界で15,000枚以上の実績を誇ります。このデジタル一般撮影装置は,S/F撮影やCR撮影に比べ,約1/2の低線量で同等以上の高画質が得られ,さらにFPDだからこそ実現できる先進のアプリケーションや機能を搭載しています。

トモシンセシス:ボリュームRADは,1回の撮影走行で撮影範囲のボリュームデータを収集。従来の断層撮影「トモグラフ」とは異なる技術で,簡便に短時間で複数の断面像を取得できます。 Discovery XR650
デュアルエナジーサブトラクションは,視認性・検出率の向上を実現した機能です。
単純画像,軟部組織,骨組織画像の3枚を即座に表示します。
オートイメージペーストは,従来では煩雑だった長尺撮影をフルオートで可能としました。
ポータブルディテクタを搭載可能とし,あらゆる部位の撮影が可能となりました。
DiscoveryXR650は,通常の撮影から,アプリケーションによるプラスアルファの臨床的価値まで提供する新しいデジタル一般撮影装置です。
 
●OEC9900 Elite
さまざまな治療の低侵襲化が進む昨今,治療支援装置としての役割を担う外科用X線装置には,画質,操作性,安全性,経済性等がなお一層,求められています。
OEC9900Eliteでは,これら求められているものを満足するために,以下の特長を持っています。


・100万画素イメージチェイン OEC9900 Elite
  従来の25万画素に比べて4倍の画像情報が得られ,骨稜,末梢血管,更に微細な造影剤の流れ等までを鮮明に描写します。
・さまざまな画像処理機能
  ダイナミックレンジ・マネージメント,モーション・トレランス・サブトラクション,オートトラック,スマートメタル,スマートウィンドを有し,術者の透視・撮影画像へのストレスを削減,オペ室スタッフの負担低減,生産性,安全性の向上が実現します。
・操作性の向上
  アーム付きモニター,モータードライブ(遠隔操作電動アーム),タッチスクリーンパネル,アナトミカル・プロファイル,サイドコントロール,Lアーム,新設計回転陽極,X線管およびハウジングの熱状態のモニタリング及びアラーム機能,DICOMなどを有し,安全で安心してお使い頂けます。
 
●Signa HDxt 1.5T/3.0T
Signa HDxt 1.5T/3.0Tニーズの高い,局所磁場不均一性の克服と全身でのVolumeアプリケーションを両立させたのが,HDxt 1.5T/3.0Tシリーズです。
「IDEAL」は,局所磁場不均一性を克服したGE独自の水・脂肪分離技術で,従来では困難であった複雑な形状の領域での良好な脂肪抑制が可能となりました。
1回の撮像で,脂肪抑制あり/なしを含む,4種類の画像が同時に得られます。
また,Volumeアプリケーションとしてユーザー様よりご好評を頂いている「LAVA」「VIBRANT」「TRICKS」の他に「Cube」「3D Dual Echo」が加わりました。「Cube」はT2強調画像やFLAIRなどのアイソボクセルなVolumeデータを短時間で収集できます。「3D Dual Echo」は3Tにおいても最初のOut of phaseと次のIn Phaseのデータ収集を高分解能マトリクスでデータ収集することが可能です。
 
●Discovery CT 750HD

Discovery CT 750HDSeeMore,KnowMore,LessDose という3つの柱を実現するために,CTの基本技術である「検出器」「X線発生装置」「X線管球」「画像再構成」等を1から見直して開発された装置です。
検出器には,革新的な素材「ガーネット」を採用したGemstone Ditectorを搭載。一般的な固体検出器素材(GOS)に比べ,X線反応速度は約100倍,アフターグローは約1/4という今までのCT製品にない,非常に高い応答性を実現しました。さらにX線発生装置には,1回転中に,80kvpと140kvpを1ビュー毎に切り替える(Fast KV Switching)ことを可能とし,Gemstone Ditectorの応答速度により,GSI(Gemstone Spectral Imaging)を可能になり,デュアルエナジーだけでなく,ビームハードニングの影響をほとんど受けない仮想単色X線画像をも可能としました。本方式では,Full FOV(50cm),ヘリカルスキャン対応,タイムラグ無し(拍動や体動,漸増運動の影響がない)などの特徴を持ち,通常撮影のような使用が行えます。また,新しい再構成方式でIR法を応用した「ASiR」も搭載。新しい再構成法のため逐次近似フィルターなどと違い,空間分解能を犠牲にせず,CT値に変動が無く同一SDを保持したまま50%以上の被ばく低減が実現します。

 
●Discovery PET/CT 600 Motion

Discovery PET/CT 600 Motion昨年発売開始をしました本装置は,体動による影響を補正する「Motion Free PET/CT」をコンセプトとしており,特にPET/CTにおいて問題とされていた呼吸によるPET画像のボケやCT画像とのミスマッチによる位置の誤認識,さらにはそこからくる定量精度の劣化を解決するために,呼吸同期技術を駆使した「Motion Match」機能を搭載しています。呼吸同期PETと呼吸同期シネCTを用い,分割した呼吸位相ごとに吸収補正を行うことにより,確実に微小病変を捉えるとともに定量精度を高め,体動の問題を解決させます。
さらには画像再構成時間を超高速化し,複雑と思われるワークフローもオンコンソールで自動化することにより,臨床下でのルーチン「Motion Match」を実現しています。
また,「VUE Point plus」というGE独自の3次元逐次近似画像再構成法を用いることで,低ノイズと高い分解能の高画質を実現しています。
装置の基本となるPETの検出器は超高感度タイプを搭載することで高画質とスループットの両立を実現しています。


セミナー情報
ランチョンセミナー10
「Discovery CT 750HDによる臨床の新境地
〜GSI(Gemstone Spectral Imaging:デュアルエナジー)とHD(High Definition)〜」

日時:4月9日(金) 12:10〜13:00
会場:アネックスF205+206
座長:栗林 幸夫 先生(慶応義塾大学医学部放射線診断科)
演者:川普@友裕 先生(医療法人天神会 新古賀病院心臓血管センター)
    陣崎 雅弘 先生(慶応義塾大学医学部放射線診断科)

ランチョンセミナー18
「肺がん診断の新たな展開 〜フラットパネルディテクターが切り拓く〜」
日時:4月10日(土) 12:10〜13:00
会場:パシフィコ横浜 会議センター 502
座長:坂井 修二 先生(東京女子医科大学)
演者:Dr.Chung MyungJin(Samsung Medical Center)
    田沢 範康 技師(聖隷沼津健康診断センター)

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