ITEM2019 横河医療ソリューションズ 取材速報 
“医療の質,利便性,効率性,安全性,透明性”の“Quest5.0”を実現するソリューションをPR


2019-4-14


横河医療ソリューションズブース

横河医療ソリューションズブース

横河医療ソリューションズは,「(Shade)Quest5.0」を掲げて展示を構成した。QuestはQuality(医療の質),Utility(利便性),Efficiency(効率性),Safety(安全性),Transparency(データの透明性)の頭文字を取ったもの。“Society5.0”のように医療情報の管理,運用を新しいステージへ進めるという姿勢を示したものだ。

展示では,“インテリジェントPACS”を参考出展。インテル社製の最新の“Optane SSD”をサーバやクライアントに組み込み,画像ビューワを最適化して高速化を図っている。また,マルチベンダーのAIエンジンを読影のワークフローに組み込み,読影業務を支援する仕組みを構築する。昨年のITEM2018でもエルピクセルのAI(医療診断支援技術「EIRL」)との連携をアナウンスしたが,インテリジェントPACSでは,それに加えてオプティム社の医療画像診断支援AI統合オープンプラットフォーム「AMIAS」とも連携する。AIエンジンについては,そのほかのサードパーティ製についても検討中で,AIを含めた最適なワークフローについて検証を進めているとのことだ。

同社は2014年から富士通とのアライアンスで共同開発を行っているが,今回の展示では電子カルテとの連携の深化として,所見レポート作成システム「ShadeQuest/Report」での病理や手術などのレポートとの連携を紹介した。連携ボタンで電子カルテが起動するといったフローではなく,読影レポートのフレーム内に病理レポートのリストが表示され,クリックすることでレポートの内容がポップアップして簡単に内容を確認できるようになった。そのほか,所見の確認依頼機能やレポートなどの注意喚起のフラグ付けなど医療安全やワークフローの向上の機能を紹介した。

また,医用被ばく線量管理システムとして「ShadeQuest/DoseMonitor」を展示した。PACSやRISと密接に連携した運用が可能になっていることが大きな特徴となっている。

Q・U・E・S・Tの頭文字をあわせた“(Shade)Quest5.0”がテーマ

Q・U・E・S・Tの頭文字をあわせた“(Shade)Quest5.0”がテーマ

 

次世代テクノジーを搭載した“インテリジェントPACS”を参考展示

次世代テクノジーを搭載した“インテリジェントPACS”を参考展示

 

高速表示とAIエンジンを統合した次世代のワークフローを提案

高速表示とAIエンジンを統合した次世代のワークフローを提案

 

業界初の曲面型ディスプレイを読影用として採用

業界初の曲面型ディスプレイを読影用として採用

 

サードパティのAIエンジンを読影フローに組み込んで新しいスタイルを提案

サードパティのAIエンジンを読影フローに組み込んで新しいスタイルを提案

 

「ShadeQuest/Report」のフレーム内のリストから病理レポートを参照可能

「ShadeQuest/Report」のフレーム内のリストから病理レポートを参照可能

 

医療安全の仕組みとして重要度のフラグ付けと注意喚起の機能を紹介

医療安全の仕組みとして重要度のフラグ付けと注意喚起の機能を紹介

 

医用被ばく線量管理システム「ShadeQuest/DoseMonitor」を出展

医用被ばく線量管理システム「ShadeQuest/DoseMonitor」を出展

 

●お問い合わせ先
社名:横河医療ソリューションズ株式会社
住所:〒167-0051 東京都杉並区荻窪4-30-16 藤澤ビルディング
TEL:03-6383-6272
URL:http://www.yokogawa.com/jp-mis/


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