ITEM2019 ザイオソフト/アミン 
ブースインフォメーション


2019-3-26


ブースNo.B047

●担当者からのメッセージ

国産で初となる汎用PCで稼働する3D医用画像処理ワークステーションを発売してから20年。
2019年のザイオソフト/アミンブースでは,製品の20年を振り返る企画展示をはじめ,Ziostation2の注目機能,新機能のデモンストレーションなど,オープンスペースを拡充した明るい解放感あふれるブースで皆様のご来場をお待ちしております(図1)。

図1:ザイオソフト/アミンブース

図1:ザイオソフト/アミンブース

 

●ここが見どころ

三次元医用画像認識技術「RealiZe」の進化
当社独自の基幹技術であるPhyZiodynamicsから派生した技術から発展させた三次元医用画像認識技術「RealiZe」。数多くの検査データから蓄積された膨大な解剖学的情報から組織を正確に抽出するアルゴリズムを生み出し,血管,骨,臓器を正確に抽出し,精度を高めた画期的な技術です。今年のブースではCT画像だけでなく,MR画像やAngio画像においても認識精度を向上しさらに幅を広げた最新のRealiZeテクノロジーが搭載された最新のアプリケーションをご紹介します。

<最新のRealiZeテクノロジーを搭載した機能の一部>

図2:頭頚部骨除去

図2:頭頚部骨除去

 

図3:MR検査画像の腎臓抽出

図3:MR検査画像の腎臓抽出

 

その他の注目のソフトウェア

■CTアプリケーション

・IVRプランニング
血管IVRモードと非血管IVRモードを搭載しています。血管IVRモードでは,CTで撮影された大動脈を含む造影データから大血管を抽出して輪郭を強調表示し,血管走行や分岐する血管の起始部の位置を仮想透視画像上に表示します。非血管IVRモードでは,ドレナージにおけるプローブ位置のシミュレーションが行えます。

図4:IVRプランニングの血管IVRモード(左)と非血管IVR(右)モード

図4:IVRプランニングの血管IVRモード(左)と非血管IVR(右)モード

 

・CT心筋ECV解析
CTで撮影した遅延造影相のデータと単純相のデータから,差分を計算(サブトラクション)します。ヘマトクリット値や左室内腔のCT値を利用して細胞外液分画(ECV:Extra Cellular Volume)を計測して心筋の性状評価が行えます。

■MRアプリケーション

・MRダイナミック解析
乳腺のMRIのダイナミックデータを用いてパラメトリックマップを表示します。パラメトリックマップは1クリックでWashinとWashoutを切替えることが可能であり,腫瘍や周囲組織への造影剤濃染を元画像と組み合わせ観察することができます。関心領域は円ROIに加え,矩形ROIやPOINTで描画可能であることから病変全体の血流状態に加え局所の細かな血流状態も観察することが可能であり,複雑な形状を示す病変に対しても正確な診断が行えます。

図5:MRダイナミック解析

図5:MRダイナミック解析

 

・MR心筋T1マッピング
心臓MRIにおいてTIを経時的に変化させた造影前と造影後のデータからT1値を計測してマッピング表示をします。細胞外液分画(ECV)を求め,心筋の性状評価が行えます。自動位置合わせ機能を搭載したほか,複数断面での解析や17セグメント表示に対応しています。

●セミナー情報

第78回日本医学放射線学会総会 ランチョンセミナー28
テーマ:Ziostation2のECV解析による組織性状診断の確率
開催場所:パシフィコ横浜 会議センター313+314
日時:2019年4月14日(日)12:00~12:50
司会:粟井 和夫 先生(広島大学大学院)
演題・演者:
「心臓」
尾田済太郎 先生(熊本大学大学院)
「肝臓・膵臓」
福倉 良彦 先生 (鹿児島大学大学院)

●ザイオソフト/アミンブース

ザイオソフト/アミンブース

 

●お問い合わせ先
ザイオソフト株式会社/アミン株式会社
TEL:03‐5427-1921
URL:https://www.zio.co.jp/


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