ファイルメーカー,FileMakerカンファレンス2012を開催

2012-12-3

クラリス(FIleMaker)

ヘルスケアIT


メディカルトラック会場風景

メディカルトラック会場風景

ファイルメーカー(株)は,11月28日(水)~30日(金)の3日間,フォーシーズンズホテル椿山荘東京にて「FileMakerカンファレンス2012」を開催した。同カンファレンスは,同社が主催する年に一度のカンファレンスで,最先端のソリューションや,注目の技術に触れたり,FileMakerソリューションのエキスパートと実際に会ってビジネスシーンのつながりを深めることを目的に開催されている。

30日(金)のメディカルトラックにおいて,のだ歯科医院院長の野田 修氏が「X線写真の画像上に自在に描画。新たな技術開発により,医療の現場を改革。」と題して,同氏が開発したFileMaker上に画像を読み込み,その上に書き込みを加えることができるツール「FMCanvas」の機能の説明と開発の技術的背景についての講演を行った。

続いて,(株)バルーンヘルプ システム開発部の片岡達博氏と(株)GlobalMedic/在宅医療やまぐちクリニック院長の山口高秀氏が,「ITによる地域共有化を目指して~在宅医 療を支える様々なユーザーが職種の壁を越えて利用する情報共有システム」と題して,バルーンヘルプ社が開発したFileMakerPro12のソリューションである在宅医療支援システム「おひさまシステム」の紹介を行った。おひさまシステムは,医療・介護従事者が並列の関係で連携して情報共有できる。必要な情報を必要な人に確認してもらうための「リマインド機能」や,業務連絡・全体告知など,ほかのユーザーのリアクションを求める「申送り機能」など細やかなコミュニケーションを可能にする機能を搭載している。

野田 修 氏

野田 修 氏

片岡達博 氏

片岡達博 氏

山口高秀 氏

山口高秀 氏

 

続いて,(株)DBPowers代表取締役の有賀啓之氏,カレスサッポロ時計台 記念病院 事務部システム管理課の澤孝司氏,札幌白石脳神経外科病院副院長の高橋 明氏が「FileMaker + WEB で医療・介護をつなぐ関連組織相互のコミュニケーションツールを実現」と題した講演も行われた。

ショウケース会場では,FileMakerソリューションのコンサルタントや受託開発企業のアライアンス FileMaker Business Alliance(FBA)メンバー企業が,実際の導入事例やパッケージ製品を紹介し,多くの来場者で賑わっていた。

ショウケース会場風景

ショウケース会場風景

 

●問い合わせ先
ファイルメーカー株式会社
www.filemaker.co.jp
FileMaker カスタマサポート
TEL 0120-983-850

 

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