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RSNA2010

■CADとその評価法

RSNA2010 [第2日目:11月29日(月)]

  RSNA2010の2日目。初日よりも参加者は増え,会場は人で満ち溢れていた。

  本日は8時30分よりSouth Buildingの5階にてRefresher Courseを公聴した。
  ”Computer-assisted Desicion Systems in Radiology - The Hope, the Hype, and the Hard Truth: CAD Evaluation Issues”というタイトルであった。内容は3人の演者がそれぞれ臨床に導入されたCADをどのように評価するか,また評価するときの注意事項などを詳細に説明された。

  Educationは大きく分けて,電子ポスター発表と紙のポスター発表および実機を用いたコンピュータ展示がある。

  Infomaticsのブースでは,コンピュータを用いた実機の展示が大半を占める。
  その中で,興味深い発表としてiPadを用いて簡便にLROCを行えるソフトウェアを岐阜大学が開発していた。
  LL-INE1228-TUA: Development of User-friendly Application for ROC Study on Personal Hand-held Devices.

  臨床に身を置くものとして,CAD開発だけでなく,CADシステムをどのように正しく評価するかということは非常にためになった。

インナビネット記者 林 則夫(金沢大学)

InfomaticsのEducationブースの様子
InfomaticsのEducationブースの様子

Infomaticsにおける岐阜大学の発表
Infomaticsにおける岐阜大学の発表

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